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2011年04月28日(木)

1-3月期GDPは前期比1.75%増加、予想やや上回る
  [経済指標]

実質国内総生産(GDP) 速報値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル

11年1Q 10年4Q 市場予想
実質国内総生産 ↑ 1.75% ↑3.11% ↑ 1.7%
個人消費 ↑ 2.72% ↑4.02%
国内投資 ↑ 8.48% ↓18.74%
物価指標
>GDPデフレーター ↑ 1.90% ↑0.38% ↑ 2.4%
>個人消費支出(PCE) ↑ 3.81% ↑1.72% NA
>>コア ↑ 1.46% ↑0.43%

米商務省によると、1-3月期実質国内総生産(GDP)速報値は前期比1.75%増だった。2009年7-9月期から7四半期続けて増加。伸び率は3四半期ぶりに小さいが、市場予想はやや上回る。

経済の3分の 2に当たる個人消費支出は2.72%増となった。消費も2009年7-9月期から増加基調を続け、しかし、1-3月期は前期より低い伸びである。耐久財と非耐久財揃って前期比プラスだが、いずれの伸び率は10.61%、2.08%と前期の約半分だ。特に自動車および部品の支出が10-12月期に49.15%増加だったのから1-3月期には13.22%に伸び悩みが目立つ。家具・家庭用品、食品、衣料品も揃って前期から伸び悩んだ。エネルギー製品は1.27%の減少に転じている。一方、サービスは6四半期連続増加で、しかも1.70%と2008年1-3月期以来の高い伸びだった。

設備投資が1.79%増加した。2010年1-3月期から連続プラスを保ったが、伸び率はこの5四半期で最小。機器・ソフトウエアへの投資は11.59%と前期以上に伸びたが、建造物で21.81%減少に転じた。2009年10-12月期以来の大きな落ち込みになる。

住宅投資は前期比4.11%減だった。2010年10-12月期に2四半期ぶりの増加だったのから、再びマイナス転落だ。

在庫投資は438億ドル増加した。前期の162億ドルを上回るプラス幅。GDPには0.93ポイント寄与となった。前期は3.42ポイントのマイナス要素だった。

貿易収支で赤字幅は3997億ドルで、前期の3977億ドルから若干拡大した。輸出が4.97%増加。2009年7-9月期から伸び続け、しかしこの間で最も小幅プラスである。モノは7.84%に伸び悩み、サービスは1.72%減少に転じた。一方、輸入は4.39%のプラス転換である。モノが 前期の14.24%減から5.86%増に改善。サービス輸入は2四半期続けて前期より低いが、マイナス幅は前期の4.05%より小さくなった。

政府支出が5.24%減少した。1983年10-12月期以来の大きな落ち込みである。連邦政府による支出は7.91%ダウンで、これは2000年1-3月以降最大のマイナス幅。地方政府で3.34%減り、こちらは5四半期ぶりの大きな減少になる。

物価については、個人消費支出物価指数(PCE)が前期比3.81%上昇した。2008年7-9月期以来の高い伸び。エネルギーと食品を除いたコア指数は1.46%上がり、こちらは2009年10-12月期以降最大の伸び率だ。前年比較すると全体の上昇率が1.55%、コア指数は0.86%だった。

Posted by 松    4/28/11 - 08:40 

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