2012年02月10日(金)
IEA、2012年世界石油需要見通しを30万バレル引き下げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は10日に発表した月報で、2012年度の世界石油需要を日量8,990万バレルと推定、前月から30万バレル下方修正した。世界経済成長見通しの引き下げが背景にある。前年比では80万バレル、0.9%の増加となった。
非OPEC産油国の1月石油生産は日量5,320万バレルと前月から20万バレル減少した。バイオ燃料生産の伸び悩みや、シリアと南スーダンにおける情勢悪化、北海油田の閉鎖などが影響した。2012年度の供給見通しは前月から90万バレル引き上げられた。OPECの1月石油生産は日量3,090万バレルと2008年10月以来の最高を更新。リビアの生産回復が続いているほか、サウジやUAEの生産も堅調だった。OPECへの石油需要(Call on OPEC)は、2012年度が日量2,990万バレルと前月から10万バレル引き下げられた。生産余力は日量282万バレルと前月から変わらず。
1-3月期の世界製油所稼動見通しは、日量7,490万バレルと前月からほぼ据え置き。前年同期を22万バレル上回る水準にある。OECD諸国の稼動がやや上がった一方、南米での稼動が低下した。昨年12月末時点でのOECD諸国の石油在庫は26億1,100万バレルと前月から4,080万バレル減少、6ヶ月連続して過去5年平均を下回る水準にある。在庫は消費の57.2日分をカバー、前月からは0.7日分減少したが、過去5年平均は1.6日分上回っている。速報データによると、1月の在庫は1,140万バレルの積み増しとなったという。
Posted by 松 2/10/12 - 08:03



