2012年06月07日(木)
FRB、欧州金融問題悪化の場合には対応の準備ある・議長証言
[要人発言]
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は7日に上下両院合同経済委員会で景気見通しと金融政策について証言、欧州の金融問題が悪化した場合、FRBに金融システムと景気を守る準備があると述べた。米景気が目先緩やかな回復を続ける見通しを示しながら、欧州危機が米景気に影響していることも認識。具体的に輸出、企業および消費者の信頼感に重石であることを指摘し、また米国の金融セクターにも圧力であるとの見方だ。
議員からも金融緩和の可能性について質問が挙がった。バーナンキ議長は雇用回復を維持するのに十分な経済成長を見込めるかどうかが鍵になるとコメント。実際にてこ入れに踏み切るにも複数の選択肢があり、それぞれの効果や リスクを判断する必要があるとした。ただ、米連邦公開市場委員会(FIMC)会合も控えており、現時点で詳細に触れるのは尚早とも述べた。
バーナンキ議長はまた、消費者の所得や景気の見通しに慎重と評価した。このほか、住宅セクターが依然として回復の足かせであるとコメント。住宅ローン金利が歴史的な低水準でも、融資を取り付けるのは容易でないとした。それでも、最近の販売や建設の増加、建設業者のビジネス感改善、一部では住宅価格が上昇したことなど回復サインがあることにも触れた。
Posted by 直 6/7/12 - 14:19



