2012年06月08日(金)
2012/13年度世界砂糖市場、930万トンの供給過剰見通し
[砂糖]
砂糖ブローカー大手キングスマン幹部は7日にメディアに対し、2012/13年度の世界砂糖市場において供給が需要を930万トン上回るとの見通しを示した。当初予測から63%の上方修正で、増反を理由にしている。2011/12年度についても、従来見越していた970万トンの供給過剰から1020万トンに引き上げた。
同氏は、供給過剰見通し自体は想定通りだが、上方修正は意外であると述べた。予測が実現すると、2010-2013年の生産増で2008-10年で発生した供給不足分を解消することになる。需給のだぶつきを抑えるのにはブラジルのエタノール生産促進、あるいは価格面でのエタノール需要増加が鍵になるとしたほか、天候が需給に影響するシナリオも挙げた。
インドではモンスーンに適量の降雨が予想されているが、7月半ばにエルニーニョ現象予報もあり、降水量が少なくなれば生育に響くとした。また、ロシアでも高温乾燥がイールド低下をもたらすかもしれないと述べた。キングスマンの予測では、インドの2012/13年度粗糖生産は2550万トンで、前年度の推定2590万-2600万トンから減少。ロシアの白糖生産が前年比6.7%減の470万トンとみている。ブラジル中南部の4月に始まった2012/13年度の砂糖生産は、3280万トンになると見通す。前年度の3130万トンから増加するが、降雨の影響がすでに見られており、最終的な生産量が修正される可能性も示した。
Posted by 直 6/8/12 - 11:02



