2012年12月12日(水)
IEA、10-12月期の世界石油需要見通しを前月から引き上げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、2012年10-12月期の世界石油需要を日量9,052.5万バレルと推定、前月から43.5万バレル引き上げた。10月の需要データが予想よりも強かったことや、中国の景況感の改善が背景にある。2013年度は世界経済が低迷する中、石油需要も伸び悩みが続くとしている。
非OPEC産油国の11月の生産見通しは日量5,4000万バレルと、前月から70万バレル増加。北海やブラジルの油田でメンテナンスが終了、生産が回復した。2013年は日量5,420万バレルと前年比で90万バレル増加、米国の生産増を背景に2010年以降でもっとも大きい伸びになると見られている。OPECの11月生産量は日量3,122万バレルと前月から7.5万バレル増加した。サウジ、アンゴラ、アルジェリア、リビアの生産がそれぞれ増加、一方ナイジェリアの生産は洪水や反政府勢力の破壊工作などにより低迷、イランも欧米の制裁の影響などで小幅減少した。
製油所稼動は2012年10-12月期が日量7,530万バレルと前月から14万バレルの引き下げ、前年比ではアジアの新興国の伸びが牽引する形で95万バレルの増加となる。10月末時点でのOECD諸国の原油在庫は27億2,200万バレルと前月から1,620万バレル減少。在庫は消費59.1日分をカバーしており、前月から横ばいとなっている。速報データによると、11月末時点では更なる取り崩しが予想されている。
Posted by 松 12/12/12 - 07:44



