2012年12月12日(水)
FRB、米経済成長率予想を下方修正
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)は12日、短期米経済見通しを発表した。これは、FRB理事および地区連銀総裁が11-12日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で提出した見通しをまとめたもの。2012年の成長率推定レンジは1.7-1.8%。下限は9月時点で見越していた水準と変わらないが、上限を2.0%引き下げた。2013年は逆に最大予測3.0%で据え置き、最低を2.5%から2.3%に下方修正。2014年と2015年に関すると、最低予測はいずれも従来の3.0%のままである。しかし、最高は3.8%から2014年で3.5%、2015年で3.7%にそれぞれ引き上げた。
失業率見通しに関すると、2012年を8.0-8.2%から7.8-7.9%に引き下げた。2013年は7.4-7.7%で、これも従来見越していた7.6-7.9%より低い。2014年の失業率予想は9月時点で6.7-7.3%としていたのを、下限だけ6.8%に引き上げた。2015年は6.0-6.6%のレンジにし、下限は据え置き、上限を6.8%から引き下げた。
物価上昇率見通しについては、個人消費支出(PCE)指数で2012年のレンジを9月に1.7-1.8%としていたのを、1.6-1.7%に下方改定した。2013年と2014年はいずれも上限を2.0%に維持し、ただ、下限を1.6%から1.3%と1.5%にそれぞれ修正。PCEコア指数の予想レンジでは、2012年を1.7-1.9%から1.6-1.7%に引き上げた。2013年は1.6-1.9%とみており、従来の1.7-20%を下回る。2014年の上限は2.0%で据え置き、下限は1.8%から1.6%に下方修正。2015年のPCE予想レンジは1.8-2.0%から1.7-2.0%、コアで1.9-2.0%から1.8-2.0%に改定した。
短期見通しと別に、より長期的なトレンド予想で、成長率を2.3-2.5%で据え置いた。失業率は5.2-6.0%、 PCE物価上昇率2.0%とそれぞれ従来の見通しを保っている。
Posted by 直 12/12/12 - 14:20



