2012年12月17日(月)
12/13年度世界小麦生産見通し、6.56億トンに下方修正・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリアの農業資源経済科学局(ABARES)は11日に発表した四半期ごとの商品レポートで、2012/13年度の世界小麦生産を6億5600万トンと見通していることを示した。9月時点での予測6億6500万トンから下方修正で、前年比5.5%減少になる。
主要国別には、ロシアの生産予測を4200万トンから3900万トンに引き下げ、前年比較で30.6%落ち込むとみている。欧州連合(EU)27カ国は1億3600万トンで、500万トンの下方修正。2011/12年度の推定も100万トン引き下げたため、2012/13年度は前回報告で1.7%減の見方だったのが4.9%減とマイナス幅拡大である。米国と中国、インドは据え置いた。
2012/13年度世界小麦消費見通しは6億9300万トンから6億7900万トンに引き下げ、6月時点での水準に戻した。この結果、前年比は9月に0.2%増加をみていたのが1.9%減少に転じた。食用は4億6400万トンで据え置き、前年から0.6%増加の見通しだ。飼料用を1億4500万トンから1億3100万トンに下方修正。前年度1億4600万トンを下回る見方にシフトした。2012/13年度期末在庫予測は1億6900万トンに据え置き。前年から11.5%縮小する見方となる。
主要国の輸出に関すると、米国400万トン引き下げ、前年比3.3%増の3000万トンと見通す。アルゼンチンは従来予測より100万トン少ない見方になった。一方、カナダとロシア、カザフスタンは変わらず。ウクライナの輸出予測を400万トンから600万トンに上方修正。EU27カ国は3ヶ月前より300万トン多い1900万トンの見通しになった。
Posted by 直 12/17/12 - 15:14



