2014年08月11日(月)
米太平洋北西部からの穀物輸出、労使交渉の影響で大幅に遅れる
[穀物・大豆]
米国の太平洋岸北部にある最大のターミナルからの穀物輸出が、労使交渉の影響で検疫にも支障が出ていることから大幅に遅れていると報じられた。ロイターによると、ワシントン州のバンクーバー港のターミナルを所有する三井物産子会社ユナイテッド・グレインズが未出荷分の穀物は8月に入り2000万ブッシェル近くあり、このうち280万ブッシェルは7月からの持ち越し。ユナイテッド・グレインズなど業者を代表する北西部穀物荷役協会のスポークスマンは、新穀も入り始めて貯蔵スペースが大してないとコメントした。
ユナイテッド・グレインズと国際倉庫港湾労組(ILWU)は1年半前に労使交渉が決裂してから対立状態を続けており、港湾施設内では労組のピケッティングが行なわれている。しかし、州警察による検査官警備が先月に停止となり、ユナイテッド・グレインズは米農務省(USDA)に支援を要請しているものの、USDAが連邦穀物検査局(FGIS)の安全を重視して支援を拒否していることから、検疫作業が進まない。バンクーバー港は日本向けの穀物輸出で4割以上を占める主要輸出港である。
Posted by 直 8/11/14 - 11:56



