2014年08月12日(火)
IEA、世界石油需要見通しを前月から引き下げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、2015年度の世界石油需要が前年比で130万バレル増加するとの見通しを示した。前月に140万バレルの伸びとしていたのから下方修正した。2014年度は前年比で100万バレルの増加と、前月の120万バレルからやはり引き下げ。先にIMFが世界の経済成長見通しを引き下げたことが背景にある。
7月の世界石油生産は日量9,300万バレルと前月から23万バレル増加した。非OPEC産油国の生産はやや減少したものの、OPECの生産増がそれを上回った。前年比では84.0万バレルの増加、非OPEC産油国の生産が120万バレル増加する一方、OPECは36万バレル減少するとの見通しとなる。OPECの7月生産は日量3,044万バレルと前月から30万バレル増加。イラクやイラン、ナイジェリアの生産が減少したものの、サウジの生産が日量1,000万バレルまで増加したことや、リビアの生産回復が進んでいることが全体の増加につながった。OPECに対する石油需要(Call on OPEC)は、2014年10-12月期に日量3,080万バレルと予想されている。
6月末時点でのOECD諸国の石油在庫は26億7,100万バレルと前月から1,380万バレル、6ヶ月連続で増加した。2013年9月以来の高水準となる。5月に5,200万バレル下回っていた過去5年平均との差は、4,210万バレルに縮小した。2014年4-6月期の在庫の積み増しは8,800万バレルで、2006年7-9月期以来の多さとなる。
製油所稼動は、4-6月期に日量7,650万バレルと前年同期比で130万バレル増加、前月からも20万バレルの引き上げとなった。7-9月期の見通しは日量7,780万バレルと、前月から据え置きとなった。
Posted by 松 8/12/14 - 07:18



