2008年05月29日(木)
CFTC、エネルギー先物取引に対する監督を強化
[エネルギー]
米商品取引委員会(CFTC)は29日、エネルギー先物市場における情報の透明性を高めるための改革案に着手することを明らかにした。最近の価格急騰を受け、価格操作や不正を根絶し市場が需給バランスや経済的ファンダメンタルズを反映したものとなるよう、監督を強化するという。
改革に当たっては、英国の監督機関である金融サービス委員会(FSA)やインターコンチネンタル取引所(ICE)と協力、NYMEXやICEヨーロッパに上場されているWTI原油先物などの米国を受渡し地点とする先物取引について情報を共有するという。デイリーで全ての限月における大口トレーダー情報をICEから受け取ることで、CFTCはNYMEXが定める制限を越えたポジションを持つ欧州のトレーダーの動向を把握することが出来るようになる。これまで欧州では米国と同様の報告義務がなかった。
また、トレーダーに対しインデックス取引の状況の報告を求めるほか、インデックストレーダーやスワップディーラーについてもより細かい情報の提出を定期的に求めていくという。
ICEヨーロッパのWTI原油先物は現金決済の方式を取っているが、NYMEXと価格が連動していることから対象となる。一方天然ガス先物については米国内を受渡し地点としていないため、適用が除外される。
Posted by 松 5/29/08 - 22:40



