2008年08月11日(月)
債券:原油安による個人消費への寄与見越して売り
[場況]
10年債利回り:3.99↑0.06
債券は続落。原油をはじめ主要商品相場の下落が個人消費の改善に寄与するとの見方につながり、債券取引では足かせとなった。取引の早い段階ではロシアとグルジアの軍事衝突を背景に安全資産を求めた買いもみられたが、原油価格への影響が限られていることを確認して買いは後退。しかも、株価上昇と続いてさらに売り圧力が強まった。相場は早朝の小じっかりの展開から間もなくして軟化。長期金利の指標である10年債利回りは4%を超え、昼に4%台半ばまで上がった。
午後に入って米連邦準備理事会(FRB)が融資基準の引き締め傾向が続いていることを示す調査結果を発表したのを受け、売り圧力もやや弱まっている。明日以降に主要経済指標の発表を控えていることもあり、短期債中心に買い戻しもみられた。一方、10年債の買い戻しは短期金利に比べると限定的。4%の節目を抜けての終了にはならなかったが、長短金利差の拡大が進んだ。
Posted by 直 8/11/08 - 18:04



