2008年08月12日(火)
2008/09年度インド砂糖生産、1900万-2100万トンに減少見通し
[砂糖]
インド砂糖大手Bajaj Hindustan社の最高経営責任者は米通信社ダウ・ジョーンズとのインタビューで、2008/09年度のインド砂糖需給について語った。同氏は生産が1900万-2100万トンになると見通す。今年9月で終わる2007/08年の生産推定が2640万トンを下回る見方であり、農家が従来の砂糖きび用農地の一部をほかの農作物生産に当てているためという。
国内消費については3-4%増加を見込むが、今年度からの繰り越し在庫で供給不足を補えると述べた。このため、輸入の必要はなく、ただ余剰分がないため輸出も限られるとの見方を示唆。貿易協定に基づく80万トンを出荷するぐらいとコメントしている。さらに、現行の国内価格上昇が輸出意欲を後退させるとも指摘。同氏は生産ダウンの見通しから来年も値上がりが続くとみている。
同氏はこのほか、エタノール生産にも触れた。インドでは昨年`10月から5%のエタノール混合が義務付けとなってから、Bajaj社は1億リットルのエタノールを石油会社に供給したという。同社は来年3月までの今会計年度のエタノール供給を1億2000万リットルと見通す。ただ、現行のエタノール価格1リットル21.50ルピーと生産コスト負担ではエタノール事業も採算が取れないとコメント。価格が低いのは原油価格が1バレル60ドルのときに設定されたためで、原油価格が2倍となった今ではエタノールも最低1リットル30ルピーに上がるべきだという。
Posted by 直 8/12/08 - 10:29



