2013年11月08日(金)
米景気回復遅く、14年も鈍い成長繰り返す可能性拭えず・連銀総裁
[要人発言]
アトランタ連銀のロックハート総裁は8日の講演で、景気の回復ペースが遅く、また、インフレが低すぎて景気を脅かしかねないとの見方を示した。2013年の経済成長率は2%近くにとどまると見通し、足かせの一つに財政問題を挙げた。さらに、10月前半に政府機関の一部が閉鎖していたことによる影響にも言及。政府閉鎖は今年10-12月期や来年1-3月期の成長率を0.5ポイント押し下げる可能性を示した。また、財政の不透明感がビジネスや消費者心理を揺さぶること警戒していると述べた。
総裁はまた、インフレが低すぎ、景気拡大の妨げになり得ると懸念を示した。デフレあるいは上昇率鈍化のサインこそまだほとんどみられず、むしろ物価安定が予想されているももの、2前後に上がるのが望ましいとの見方だった。2014年の成長率を2.5-3%と回復ペースが速まるのを見通しながら、来年も鈍い成長を繰り返す可能性は拭えないとした。懸念が残る下で極めて緩和的な金融政策が適切とも述べた。
アトランタ連銀総裁は2014年の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーを務める予定である。
Posted by 直 11/8/13 - 14:58
2013年11月06日(水)
緩和縮小開始には景気回復速まる必要・クリーブランド連銀総裁
[要人発言]
クリーブランド連銀のピアナルト総裁は6日の講演で、量的緩和の縮小開始には、景気回復が早まる必要性があるとの見方を示した。資産購入は雇用の改善を進め、また住宅ローン金利を歴史的な低水準に維持することで住宅市場回復にも寄与したと評価。米連邦公開市場委員会(FOMC)も10月の前回会合で、プログラムを導入してから雇用や経済活動が改善したと判断したというが、それでも景気回復が持続的なことを示すサインを引き続き待つことを決めたという。量的緩和についてFOMCの経験は限られ、景気が不透明な環境にある分より慎重姿勢が求められるとの見方だった。
ピアナルト総裁の講演は住宅市場をテーマにしており、景気の回復ペースが鈍いことも住宅市場によると述べた。通常なら、景気後退の後には力強い回復が起きる傾向にあるものの、クリーブランド連銀のエコノミストが大恐慌時とともに住宅市場の崩壊が回復の遅れに至ったことを示す調査結果を出したという。この一年間に価格上昇や着工件数、販売ともに増加と住宅市場の回復が進んだが、それでも、改善余地はまだ大きいと指摘した。
クリーブランド連銀総裁は2014年のFOMCメンバーを務める予定だが、ピアナルト総裁自身は2014年初めに退任が決まっている。
Posted by 直 11/6/13 - 14:09
2013年11月05日(火)
量的緩和縮小前に雇用や景気の更なる改善を確認したい・連銀総裁
[要人発言]
ボストン連銀のローゼングレン総裁は5日の米CNBCとのインタビューで、量的緩和の縮小を始める前に雇用や景気の更なる改善を確認したいと述べた。雇用が上向くのには3%近い成長率が必要であり、来年1-3月期により良好な経済指標が出てくるだろうとコメント。しかし、現行の景気回復は依然として鈍いと指摘し、2013年後半の成長率を約2%と当局が望む水準を下回る見通しを示した。
ローゼングレン総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーを務める。次回のFOMC会合は12月17-18日で、今年最後となる。
Posted by 直 11/5/13 - 09:46
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