2021年07月20日(火)
FX:円安、米株が大きく回復する中で投資家のリスク志向強まる
[場況]
ドル/円:109.82、ユーロ/ドル:1.1780、ユーロ/円:129.41 (NY17:00)
為替は円安が進行。前日の流れから一転、米株が大きく値を回復し投資家のリスク志向が強まる中、円に売りが膨らんだ。ドル/円は東京では109円台半ばを中心としたレンジ内で、方向感なく上下を繰り返す展開。ロンドン朝には109円台後半まで値を切り上げたものの、その後109円台前半まで売りに押し戻されるなど、不安定な値動きが続いた。NYに入ると米株の上昇につれて買い意欲が強まり、110円の節目に迫るまで上げ幅を拡大。その後は買いも一服となったものの、中盤以降も高値圏を維持しての推移が続いた。
ユーロ/ドルは東京では売りが優勢、1.17ドル台後半までジリジリと値を切り上げる展開となった。ロンドンに入ると買い意欲が強まり、1.18ドル台を回復したものの、その後は再び売り圧力が強まり、NY朝には1.17ドル台半ばまで反落。売り一巡後はしばらく1.17ドル台半ばから後半のレンジ内での上下、昼前からは買い意欲が強まり、1.17ドル台後半まで値を回復した。ユーロ/円は東京では129円台前半でのもみ合い、昼からは売りに押され129円割れを試すまでに値を切り下げたものの、ロンドン朝にかけては流れが一転、129円台半ばまで買い進まれた。NY早朝からは再び売りに押し戻され、128円台後半まで値を下げるなど、不安定な値動きが継続。中盤にかけては米株の上昇につれて買いが加速、129円台半ばまで値を切り上げた。午後からは買いも一服、動意も薄くなった。
Posted by 松 7/20/21 - 17:33
ブラジルコーヒー輸出:20日現在94.53万袋と前月を33.3%下回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
7月20日 | 7月累計 | 前月(6/18) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 119.286 | 945.277 | 1417.266 | ↓33.3% | ↑18.3% |
>アラビカ種 | 111.056 | 804.045 | 1224.070 | ↓34.3% | ↑38.4% |
>ロブスタ種 | 0.000 | 65.046 | 112.277 | ↓42.1% | ↓88.8% |
>インスタント | 8.230 | 76.186 | 80.919 | ↓5.8% | ↑24.9% |
Posted by 松 7/20/21 - 17:19
債券:反落、買いが進んだ反動で売り台頭し米株反発も重石
[場況]
債券は反落。このところ買いが進んだ反動で売りが台頭し、米株式相場の反発も重石となった。夜間取引で売りが先行し、10年債利回りは1.2%台に上がった。朝方にかけて買いが進み下げに転じたが、通常取引に入って1.12%と2月以来の低水準を付けて一服。午後には再び売りが膨らんで上昇となり、1.2%を超えた。
Posted by 直 7/20/21 - 17:15
株式:大幅反発、前日の急落を受けて押し目買いが加速
[場況]
ダウ工業平均:34,511.99↑549.95
S&P500:4,323.06↑64.57
NASDAQ:14,498.88↑223.89
NY株式は大幅反発。前日の急落で短期的に割安感が強まる中、投機的な買いがしっかりと相場を押し上げる展開となった。ダウ平均は寄り付きから大きく買いが先行、早々に400ポイント以上値を切り上げる展開となった。その後も買いの勢いは衰えず、昼前には600ポイントまで上げ幅を拡大。午後に入ると買いも一服となったものの、大きく売りに押し戻されることもなく、高値圏をしっかりと維持してのもみ合い。そのまま取引を終了した。
セクター別では、生活必需品の上値が重かった以外、ほぼ全てのセクターがしっかりと上昇。中でも銀行株が大きく値を伸ばしたほか、工業株、保険、運輸株、バイオテクノロジーなどにも買いが集まった。ダウ銘柄では、ボーイング(BA)が4.91%、ハネウェル・インターナショナル(HON)が4.08%それぞれ大幅に上昇、アメリカン・エクスプレス(AXP)やゴールドマン・サックス(GS)、アップルもしっかりと値を伸ばした。一方でメルク(MRK)は1.14%の下落、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)、ベライゾン(VZ)、トラベラーズ(TRV)の計4銘柄のみが下落した。
Posted by 松 7/20/21 - 17:04
大豆:反発、米中西部の高温乾燥予報背景に買い集まる
[場況]
CBOT大豆8月限終値:1443-1/2↑15-1/2
シカゴ大豆は反発。米中西部の高温乾燥予報を背景に買いが集まった。夜間取引で買いが優勢となり、8月限はじりじりと上昇した。ただ、1450セントを超えると買いのペースはスローダウン。通常取引でも1450セント台に乗せると上値が重くなった。一時、1430セントを下回るまで上げ幅を縮小してから、取引終盤に1440セント台に値を伸ばした。
Posted by 直 7/20/21 - 16:51
コーン:上昇、米中西部やブラジルの天候に着目して買いの展開
[場況]
CBOTコーン9月限終値:571-3/4↑15-3/4
シカゴコーンは上昇。米中西部やブラジルの天候に着目して買いの展開となった。夜間取引で買いが進み、9月限はしっかりと値を伸ばした。通常取引では570セント台後半まで上がった後に伸び悩んだが、560セント台に上げ幅を縮めてから引けにかけて再び570セント台に乗せた。
Posted by 直 7/20/21 - 16:49
小麦:続伸、春小麦作柄悪化や冬小麦生産地の天候手掛かりに買い
[場況]
CBOT小麦9月限終値:700-1/2↑2-3/4
シカゴ小麦は続伸。春小麦の作柄悪化や冬小麦生産地の天候を手掛かりに買いが入った。9月限は夜間取引から買いが進む中で上昇。710セント台に値を伸ばし、718-0セントと5月14日以来の高値を更新した。ただ、上値で利食い売りもあって、通常取引に入って700セント台に伸び悩み、日中には690セント台後半まで上げ幅を縮める場面もあった。
Posted by 直 7/20/21 - 16:46
API在庫:原油は80.6万バレルの積み増し、ガソリンも大幅増
[エネルギー]
API石油在庫統計
出所:全米石油協会(API)、NY16:30発表、単位1,000バレル
7月16日現在 | 前週比 | 市場予想 | |
原油在庫 | ↑ 806 | ↓ 3710 | |
>オクラホマ州クッシング | ↓ 3567 | - | |
ガソリン在庫 | ↑ 3307 | ↓ 1090 | |
留出油在庫 | ↓ 1225 | ↑ 690 |
Posted by 松 7/20/21 - 16:35
天然ガス:続伸、天気予報が強気に変化する中で改めて買いが加速
[場況]
NYMEX天然ガス8月限終値:3.876↑0.097
NY天然ガスは続伸、目先広い範囲で平年以上の気温が続くとの見方が強まる中、冷房需要の増加観測が改めて買いを呼び込む格好となり、期近終値ベースで2018年12月以来の高値を更新した。8月限は夜間取引では売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。朝方にまとまった買いが入るとプラス転換、そのまま3.80ドル台後半まで一気に上げ幅を拡大する展開。その後は上昇も一服となったものの、中盤から引けにかけてもしっかりと高値圏を維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 7/20/21 - 15:02
ブラジル中南部で降霜発生、砂糖きびなどの被害判断は尚早
[天候]
ブラジル中南部の砂糖きびやコーヒーなどの生産地で20日に降霜が発生したと報じられた。地元の気象情報会社Rural Clima の幹部によると、降霜の映像を複数受けたとコメント。作物への被害を判断するのは尚早とし、また21日には気温も上昇し始め寒波が通過するとの見方を示した。
一方で、今月終わりに再び降霜が発生する可能性があるともした。このほか、24日には新たな寒冷前線が南部のリオグランデ・ド・スル州から始まり、サンパウロ州に向けて北上、降雨をもたらすとの見通しを示した。8月前半まで雨が続くようなら、冬作物にプラスになるともいう。9月にマットグロッソ州などで大豆の作付が始まる予定だが、そのころまでには平均的な降雨パターンに戻ると予想する。
Posted by 直 7/20/21 - 14:57
石油製品:反発、原油や株が値を回復するのにつれて買い戻し優勢
[場況]
RBOBガソリン8月限:2.1315↑0.0211
暖房油8月限:2.0127↑0.0275
NY石油製品は反発、原油や株が値を回復する中で投機的な買い戻しが集まった。相場は夜間取引から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでの推移となった。朝方には売りに押されマイナス転落する場面も見られたものの、株式市場が開くと改めて買いが加速しプラス圏を回復。中盤以降はややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。
Posted by 松 7/20/21 - 14:55
原油:反発、将来的な景気回復や需要増加観測が買い呼び込む
[場況]
NYMEX原油9月限終値:67.20↑0.85
NY原油は反発。前日の急落で短期的な売られ過ぎ感が高まる中、将来的な需要の増加観測が改めて買いを呼び込む展開となった。米株の大幅な反発も強気に作用した。9月限は夜間取引から買いが先行、67ドル台まで値を回復する場面も見られた。朝方にかけては売りに押し戻される格好となり、65ドルの節目近辺まで値を下げたものの、中盤にかけて改めて買いが加速、67ドル台前半まで一気に値を伸ばした。その後は買いも一服となったものの、高値圏をしっかりと維持しての推移、引けにかけては67ドル台半ばまで上げ幅を拡大した。
Posted by 松 7/20/21 - 14:46
金:小幅反発、株価の反発好感し買い先行もドル高が重石
[場況]
COMEX金8月限終値:1,811.4↑2.2
NY金は小幅反発。米株が前日の急落からしっかりと値を回復するのにつれ、投機的な買い戻しが先行したものの、一方ではドル高の進行が重石となり上げ幅は限定的なものにとどまった。8月限は夜間取引から買いが先行、1,810ドル台後半までレンジを切り上げての推移となった。通常取引開始後には改めて買い意欲が強まり、1,820ドル台半ばまで上げ幅を拡大。中盤にかけては一転して売りに押し戻される格好となり、小幅ながらもマイナス転落するまで値を崩した。その後は値動きも落ち着き、ややプラス圏に入ったあたりを中心としたもみ合いが続いた。
Posted by 松 7/20/21 - 14:23
コーヒー:大幅反発、降霜の発生受けて投機的な買いが加速
[場況]
ICE-USコーヒー9月限終値:166.80↑10.40
NYコーヒーは大幅反発。ブラジルの生産地で再び降霜が見られたことを受けて投機的な買いが加速、期近終値ベースで2016年11月以来の高値を更新した。9月限は夜間の取引開始時から買いが先行、早々に160セントの大台を回復しての推移となった。NYに入ると改めて騰勢を強める格好となり、168セント台まで一気に上げ幅を拡大。中盤以降は買いも一服、引けにかけて徐々に上値が重くなったものの、大きく値を崩すことなく取引を終了した。
Posted by 松 7/20/21 - 14:10
砂糖:反発、原油やブラジルレアルの上昇支えに買い戻し集まる
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:17.41↑0.34
NY砂糖は反発。原油の上昇や対ドルでのブラジルレアル高の進行が支えとなる中、投機的な買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。10月限は夜間の取引開始時から買いが先行、17.30セント台後半を中心としたレンジまで値を切り上げての推移となった。早朝には17.50セントに迫るまで上げ幅を拡大。その後はやや売りに押し戻されたものの、中盤に改めて買い意欲が強まると、17.53セントの高値まで値を伸ばした。買い一服後は引けにかけてジリジリと値を切り下げる格好となったが、最後は17.40セント台を回復して取引を終了した。
Posted by 松 7/20/21 - 13:45
ユーロシステムの金準備高は前週から横ばい
[メタル]
ECBが20日に発表したデータによると、欧州圏中銀(ユーロシステム)の金準備高(受取勘定含む)は7月16日現在5,146億9,300万ユーロと、前週から横ばいとなった。
Posted by 松 7/20/21 - 12:25
オーストラリア砂糖きび圧搾、7月11日時点で12.96%終了
[砂糖]
オーストラリアの砂糖製造業者協議会(ASMC)によると、6月に始まった国内の2020年砂糖きび圧搾は7月11日時点で407万7165トンと、事前予想の12.96%終了した。圧搾は11日までの一週間で99万8175トン。ASMCは、2021年の砂糖きび圧搾が3145万9250トンになると見通し、前年から1.24%の増加になる。圧搾はシーズン開始から前年を上回るペースで進んでいる。
Posted by 直 7/20/21 - 11:13
インド、23-24年に20%のエタノール混合目標達成・商工相
[エタノール]
インドのゴヤル商工相は、週末に開かれたイベントで、2023-24年にガソリンへの20%エタノール混合目標を達成するとの見方を示した。政府は6月に、2025年までの20%を計画しており、E20と呼ばれる20%のエタノール混合ガソリンは当初、2030年に実施の予定だったから5年早めることに決めていた。同相はこのほか、エタノール100%で走行可能な車の普及を目指していることや、電気自動車の充電に再生可能エネルギー、昼間なら太陽光発言の利用を推奨するとコメント。国内のガソリンスダン度に充電設備を広げる方向で計画しているという。
インド政府はサステナビリティの目標達成に電池技術が鍵であると述べた。このため、技術開発に向けて力を入れているという。将来、再生可能エネルギー分野でインドが先頭に立つことになると強調した。
Posted by 直 7/20/21 - 11:09
2021年ブラジルコーン生産見通し、天候要因から下方修正・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)によると、ブラジルの2021年コーン生産見通しは天候要因から下方修正となった。当初は1億806万9000トンと過去最高を更新が予想されていたのが、最新見通しは9338万5000トンで、前年比にして8.9%減少。3月から5月にかけての雨不足、6月の寒波でサフリーニャコーンのイールドが平均以下にとどまる見通しとなったという。また、メインクロップについても生産は平均を下回り、全体を押し下げた。また、2021/22年度(3-2月)のコーン輸出は2700万トンの予想で、従来の3500万トンから下方修正となった。過去5年平均を下回る。
ブラジルの2021年小麦生産は前年比36.0%増の848万トンの見通しとなった。従来の643万7000トンから上方修正。それでも、コーンの不振を反映して穀物全体で1億2946万トンの従来予想から1憶1760万5000トンに引き下げられた。前年に比べて4.9%減少。過去5年平均の1億900万4000トンと比べてもアップ。
Posted by 直 7/20/21 - 09:26
米チェーンストア売上高、17日時点で前年から15.0%上昇
[経済指標]
米小売調査レッドブック・リサーチが20日に発表した週次レポートによると国内チェーンストア売上高は7月17日時点で前年同期から15.0%上昇した。前週の6週間ぶりの低下からプラス転換。
Posted by 直 7/20/21 - 09:08
6月住宅着工件数は164.3万戸と前月から6.27%増加、予想上回る
[場況]
新規住宅着工・建築許可件数
出所:米国勢調査局、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000戸
21年6月 | 前月比 | 21年5月 | 市場予想 | ||
新規住宅着工件数 | 1643 | ↑6.27% | 1546 | 1600 | |
建築許可件数 | 1598 | ↓5.05% | 1683 | 1700 |
Posted by 松 7/20/21 - 08:32
21/22年カナダ小麦生産見通し、乾燥で下方修正・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、カナダの2021/22年度小麦生産見通しは3200万トンと、従来の3550万トンから下方修正となった。乾燥が背景にあり、生産は修正によって前年から9.1%減少の見方にシフトとなった。作付が981万ヘクタールから925万ヘクタールに引き下げられ、前年比にして7.7%減少。猛暑と強風、平均以下の降雨が広範囲にわたって影響を及ぼすと懸念されており、イールドが一段と下方修正になる可能性を示唆した。
輸出は2250万トンの予想で、従来の2410万トンから下方修正、前年との比較にすると17.0%ダウンになる。中国需要は堅調だが、買い付け先の輸入規制や干ばつ被害が足かせになるという。期末在庫は前年比9.7%増の510万トンの予想。従来の620万トンから引き下げとなった。
Posted by 直 7/20/21 - 08:25
7/20(火)の予定
[カレンダー]
経済指標
・6月新規住宅着工・建築許可件数 (08:30)
エネルギー
・API石油在庫統計 (16:30)
納会日
・コーヒー 7月限納会
・原油 8月限納会
Posted by 松 7/20/21 - 05:55
2021年07月19日(月)
FX:円高、リスク回避の動き強まる中で安全資産としての買い集まる
[場況]
ドル/円:109.45、ユーロ/ドル:1.1798、ユーロ/円:129.11 (NY17:00)
為替は円高が進行、COVID-19のデルタ株の感染拡大やそれに伴う景気停滞に対する懸念から株価の調整が進み、投資家の間にリスク回避の動きが強まる中、安全資産としての円に買いが集まった。ドル/円は東京から売りが優勢、110円の節目をやや割り込んだあたりでの推移となった。ロンドンに入ると改めて売り圧力が強まり、109円台後半まで下げ幅を拡大、その後も売りの勢いは衰えず、NY朝には109円の節目割れをうかがうまで一気に値を崩した。その後は売りも一服となり、109円台半ばまで値を回復、中盤以降は動意も薄くなった。
ユーロ/ドルは東京では1.18ドルの節目近辺で、やや上値の重い展開。午後からは売り圧力が強まり、ロンドンに入ると1.17ドル台後半まで一気に値を切り下げた。その後は売りも一服、NYに入ると一転して買い一色の展開となり、1.18ドル台前半まで急反発。中盤以降は値動きも落ち着き、1.18ドルの節目近辺でのもみ合いが続いた。ユーロ/円は東京から売りが優勢、129円台後半での推移となった。ロンドンに入ると改めて売り圧力が強まり、129円台前半まで下げ幅を拡大、NYに入ると更に売りが加速、129円を割り込むまでに値を崩した。その後は売りも一服、129円台を回復してのもみ合いが続いた。
Posted by 松 7/19/21 - 17:45
ブラジルコーヒー輸出:19日現在82.60万袋と前月を35.1%下回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
7月19日 | 7月累計 | 前月(6/17) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 99.680 | 825.991 | 1273.504 | ↓35.1% | ↑16.5% |
>アラビカ種 | 79.158 | 692.989 | 1083.362 | ↓36.0% | ↑29.8% |
>ロブスタ種 | 16.420 | 65.046 | 110.957 | ↓41.4% | ↓87.8% |
>インスタント | 4.102 | 67.956 | 79.185 | ↓14.2% | ↑13.7% |
Posted by 松 7/19/21 - 17:21
債券:大幅続伸、コロナ絡みの景気減速懸念から買いに弾み付く
[場況]
債券は大幅続伸。世界的な新型コロナウィルスのデルタ株感染が広がっており、景気減速懸念から買いに弾みが付いた。夜間取引から買いが優勢となり、10年債利回りは低下。まず1.2%台後半で推移してから、買いピッチが速まる中下げ幅を広げていった。通常取引では1.2%を割り込み、いったん買いのペースがスローダウンする場面をみた後、午後に1.17%と2月以来の低水準を付けた。
Posted by 直 7/19/21 - 17:20
株式:大幅反落、早期テーパリングやCOVID-19への懸念で売り
[場況]
ダウ工業平均:33,962.04↓725.81
S&P500:4,258.49↓68.67
NASDAQ:14,274.98↓152.25
NY株式は大幅反落。インフレ圧力の高まりを受け、テーパリングの開始が思ったよりも速まるとの見方や、COVID-19のデルタ株の感染拡大が加速、景気拡大の腰を折るのではとの懸念が売り材料視される中、ポジション調整の売りが大きく膨らんだ。ダウ平均は寄り付きから売り一色の展開、早々に800ポイント以上値を切り下げた。中盤にかけては売りの勢いは衰えず、下げ幅は900ポイントを超えるまでに拡大。昼には下げも一服となったものの、安値近辺でのもみ合いが続いた
セクター別では、半導体が僅かに上昇した以外、ほぼすべてのセクターが下落。中でもエネルギー関連や銀行株の下落がきつくなったほか、金鉱株や保険、素材、工業株も大きく値を切り下げた。ダウ銘柄は、30銘柄すべてが下落。ボーイング(BA)が4.94%の急落となったほか、アメリカン・エクスプレス(AXP)やハネウェル・インターナショナル(HON)も4%を超える下落となった。ダウ(DOW)、ウォルト・ディズニー(DIS)、トラベラーズ(TRV)、JPモルガン・チェース(JPM)、ビサ(V)の下落も3%を超えた。
Posted by 松 7/19/21 - 17:00
大豆:反落、原油落ち込みにつれて売り広がりコロナ感染も重石
[場況]
CBOT大豆8月限終値:1428-0↓26-3/4
シカゴ大豆は反落。OPEC増産合意を受けて原油価格が落ち込み、つれて大豆に売りが広がった。新型コロナウィルス感染者が再び増えていることも景気への影響が懸念されて重石。8月限は夜間取引では買いが進む中、一気に1480セントちょうどに上がって6月14日以来の高値を更新したが、すぐに上値でブレーキがかかって伸び悩んだ。通常取引に入ると売りが殺到して1420セント台後半に下落。日中に下げ渋ってもすぐに売り圧力が強まり、引けにかけて再び1430セントを下回った。
Posted by 直 7/19/21 - 16:53
コーン:横ばい、コロナ感染再拡大や天候不安などにらみ売り買い
[場況]
CBOTコーン9月限終値:556-0→0
シカゴコーンは横ばい。新型コロナウィルス感染再拡大や他市場の下落、米主要性生産地の天候不安などをにらみ売り買いが交錯した。夜間取引では買いが先行し、9月限は上昇。何度か570セント台に値を伸ばしてから、朝方にかけてペースが鈍って上げ幅を縮めていった。通常取引では上下に振れる展開となり、最後は前週末の終値に並んで引けた。期先限月は上昇と下落まちまちだった。
Posted by 直 7/19/21 - 16:47
小麦:続伸、米国やカナダなどの高温乾燥に着目して買い集まる
[場況]
CBOT小麦9月限終値:697-3/4↑5-1/4
シカゴ小麦は続伸。米国やカナダ、ロシアなどの高温乾燥に着目して買いが集まった。9月限は夜間取引でピッチの速い買いによって709-1/2セントと5月18日以来の高値を更新するなどしっかりと上昇した。朝方にかけて買いもスローダウンして伸び悩んだが、買いの流れは維持。通常取引に入ってもプラス圏での値動きを維持した。
Posted by 直 7/19/21 - 16:44
USDAクロップ:大豆作柄は前週からやや改善、開花は63%が終了
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・大豆
出所:米農務省、NY16:00発表
7月18日現在
大豆作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要18州平均 | 3% | 8% | 29% | 49% | 11% |
前週 | 3% | 8% | 30% | 49% | 10% |
前年 | 2% | 5% | 24% | 54% | 15% |
大豆開花進捗率 | 7月18日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 63% | 46% | 62% | 57% |
大豆着サヤ進捗率 | 7月18日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 23% | 10% | 23% | 21% |
Posted by 松 7/19/21 - 16:13
USDAクロップ:コーン作柄はほぼ変わらず、シルキングは56%
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・コーン
出所:米農務省、NY16:00発表
7月18日現在
コーン作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要18州平均 | 2% | 7% | 26% | 50% | 15% |
前週 | 2% | 6% | 27% | 51% | 14% |
前年 | 2% | 6% | 23% | 52% | 17% |
コーンシルキング進捗率 | 7月18日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 56% | 26% | 55% | 52% |
コーンドウ進捗率 | 7月18日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 8% | 3% | 8% | 7% |
Posted by 松 7/19/21 - 16:11
USDAクロップ:春小麦作柄は前週から悪化、出穂は92%が終了
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・春小麦
出所:米農務省、NY16:00発表
7月18日現在
春小麦作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要6州平均 | 29% | 34% | 26% | 10% | 1% |
前週 | 21% | 34% | 29% | 15% | 1% |
前年 | 2% | 5% | 25% | 55% | 13% |
春小麦出穂進捗率 | 7月18日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要6州平均 | 92% | 83% | 89% | 92% |
Posted by 松 7/19/21 - 16:09
USDAクロップ:冬小麦収穫は73%が終了、ほぼ平年並みのペース
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・冬小麦
出所:米農務省、NY16:00発表
冬小麦収穫進捗率 | 7月18日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 73% | 59% | 73% | 74% |
Posted by 松 7/19/21 - 16:08
天然ガス:大幅続伸、需要の増加観測下支えとなる中で買いが加速
[場況]
NYMEX天然ガス8月限終値:3.779↑0.105
NY天然ガスは大幅続伸、冷房需要やLNG輸出に関する需要の増加観測が大きな下支えとなる中で買いが加速、期近終値ベースで2018年12月以来の高値を更新した。8月限は夜間取引から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでの推移となった。早朝からは改めて騰勢を強める格好となり、3.70ドル台後半まで上げ幅を拡大。通常取引開始後は一旦売りに押し戻される格好となったものの、3.70ドル台前半でしっかりと下げ止まり。午後からは改めて買い意欲が強まり、日中高値近辺まで値を切り上げて取引を終了した。
Posted by 松 7/19/21 - 15:07
石油製品:大幅反落、原油や株の急落につれて売りが加速
[場況]
RBOBガソリン8月限:2.1104↓0.1432
暖房油8月限:1.9852↓0.1281
NY石油製品は大幅反落。原油や株の急落が重石となる中、日中を通じて投機的な売りが主導した。相場は夜間取引から大きく売りが先行、COVID-19のデルタ株の感染拡大が加速、需要に対する不透明感が強まっていることも重石となる中で大きく値を崩した。通常取引開始後も売りの勢いは衰えず、更に下げ幅を拡大。最後まで反発らしい反発もないままに取引を終了した。
Posted by 松 7/19/21 - 15:00
原油:大幅反落、OPECプラスの減産幅縮小合意受けて売りが加速
[場況]
NYMEX原油9月限終値:66.35↓5.21
NY原油は大幅反落。OPECプラスが段階的な減産幅の縮小で合意したことを嫌気する形でポジション整理の売りが加速、終値ベースで5月28日以来の安値まで一気に値を崩した。COVID-19のデルタ株の感染拡大が加速する中、株価の調整が進んだことも弱気に作用した。9月限は夜間取引から売りが先行、69ドルを割り込むあたりまで値を切り下げての推移となった。通常取引開始後は改めて売りが加速する格好となり、午後には66ドルを割り込むまで下げ幅を拡大。引けにかけては売りも一服となったものの、反発は限定的なものにとどまった。
Posted by 松 7/19/21 - 14:46
金:続落、市場全体にリスク回復動き強まる中で売りに押される
[場況]
COMEX金8月限終値:1,809.2↓5.8
NY金は続落。株価が急落、市場全体にリスク回避の動きが強まる中、投機的な売りが相場を主導した。インフレ圧力が強まる中、テーパリングが予想よりも早く始まるとの見方も弱気に作用した。8月限は夜間取引から売りが先行、1,800ドルの節目をやや上回ったあたりまで値を切り下げての推移となった。朝方には改めて売り圧力が強まり、1,790ドル台半ばまで下げ幅を拡大。その後は米長期金利の低下を好感する形で買い戻しが集まり、1,810ドル台後半まで一気に値を回復したものの、流れを強気に変えるには至らず。中盤以降は再び売りが優勢、1,810ドルをやや割り込んだあたりを中心に上値の重い展開が続いた。
Posted by 松 7/19/21 - 14:13
コーヒー:反落、ブラジルレアル安の進行嫌気し手仕舞い売りが加速
[場況]
ICE-USコーヒー9月限終値:156.40↓4.95
NYコーヒーは反落。先週の上昇の勢いもひとまず一服、対ドルでのブラジルレアル安の進行が重石となる中でポジション整理の売りが加速した。9月限は夜間の取引開始時から売りが先行、早々に157セント台まで値を切り下げた。売り一巡後は158セントを挟んだレンジまで値を回復してのもみ合い、朝方からは改めて上値が重くなり、157セント台後半のレンジでの推移が続いたものの、それ以上の大きく値を崩すこともなく、取引を終了した。
Posted by 松 7/19/21 - 13:56
砂糖:大幅反落、原油やブラジルレアルの急落につれて売りが加速
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:17.07↓0.64
NY砂糖は大幅反落。市場全体にリスク回避の動きが強まる中、原油やブラジルレアルの急落を嫌気する形で投機的な売りが加速した。10月限は夜間の時間帯から売りが優勢、17セント台半ばまでレンジを切り下げてのもみ合いが続いた。NYに入ってもしばらくは動きが見られなかったが、中盤にまとまった売りが出ると、17.10セントを割り込むまで一気に下げ幅を拡大。売り一巡後は17.30セント台まで買い戻しが集まったものの、流れを強気に変えるには至らず。しばらく方向感の定まらない状態が続いたあと、引けにかけては改めて売りに押し戻された。
Posted by 松 7/19/21 - 13:31
輸出検証高:小麦は前週から増加、コーン横ばい、大豆は減少
[場況]
USDA輸出検証高
出所:米農務省、NY11:00発表、単位1,000トン
7月15日 | 前週比 | 前年比 | 期初来 | 前年比 | |
小麦 | 490.6 | ↑14.7% | ↓4.2% | 2817.9 | ↓21.4% |
コーン | 1000.5 | ↓0.2% | ↓18.0% | 60163.2 | ↑64.7% |
大豆 | 143.9 | ↓28.4% | ↓68.3% | 57799.8 | ↑50.8% |
Posted by 松 7/19/21 - 12:06
7月住宅市場指数(HMI)は80に低下、予想も下回る
[経済指標]
住宅市場指数(HMI)
出所:全米住宅建設業協会(NAHB)、NY10:00発表
21年7月 | 21年6月 | 市場予想 | |
住宅市場指数(HMI) | 80 | 81 | 82 |
Posted by 松 7/19/21 - 10:02
21/22年ウクライナ穀物輸出、7月19日時点で前年9.8%下回る
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、2021/22年度穀物輸出(7-6月)は19日時点で100万トンと、前年同期を9.8%下回った。このうち小麦が29万2000トン、コーンは49万8000トン。ウクライナ農務省は、2021/22年度の穀物輸出を5600万トンと見通しており、前年比にして25.6%の増加になる。小麦が2070万トン、コーンが3070万トンの予想。2021年穀物生産は前年比16.9%増の7600万トンの予想となっている。
Posted by 直 7/19/21 - 08:59
ブラジル中南部サフリーニャコーン収穫、15日時点で30%終了
[穀物・大豆]
ブラジルの農業顧問アグルーラルによると、ブラジル中南部の2021年サフリーニャコーン収穫は7月15日時点で30%終了した。前週から10ポイントアップとなり、晴天が寄与して作業が進んだという。ただ、作付の遅れによる影響は続いており、前年同期の43%を下回る。パラナ州やマットグロッソ・ド・スル州では、登熟期に降霜に見舞われ、品質ダメージが懸念されているとコメント。今週新たな寒波到来の予報が出ていることも気掛かりと指摘した。
Posted by 直 7/19/21 - 08:42
6月中国砂糖輸入、前年から1.7%増加
[砂糖]
中国税関総局によると、6月の砂糖輸入は42万トンと、前年同月から1.7%増加した。2021年前半の輸入は203万トンになり、前年同期を63.3%上回る。
Posted by 直 7/19/21 - 08:32
6月の中国コーン輸入前年の4倍、小麦は17.0%減少
[穀物・大豆]
中国税関総局によると、6月のコーン輸入は357万トンと、前年同月の4倍に膨らんだ。2021年最初の6ヶ月間で1530万トンになり、前年比にして3.2倍増。小麦輸入は6月に前年から17.0%減少して7万5000トンとなったが、1-6月あわせて537万トンで、前年を60.1%上回った。
Posted by 直 7/19/21 - 08:32
7/19(月)の予定
[カレンダー]
経済指標
・7月住宅市場指数(HMI) (10:00)
エネルギー
・ガソリン・ディーゼル小売価格 (17:00)
農産物
・USDA輸出検証高 (11:00)
・USDAクロップレポート (16:00)
Posted by 松 7/19/21 - 05:58
2021年07月16日(金)
ブラジル・サンパウロ州無水アルコール価格は前週から1.42%上昇
[エタノール]
ブラジルサンパウロ州アルコール価格指数
出所:サンパウロ州立大Cepea、単位:ブラジルレアル/リットル
期間 | 無水アルコール | 前週比 | 前年比 | 含水アルコール | 前週比 | 前年比 |
7/12〜 7/16 | 3.3848 | ↑ 1.42% | ↑ 82.94% | 2.9618 | ↑ 1.31% | ↑ 82.76% |
7/5〜 7/8 | 3.3373 | ↑ 2.79% | ↑ 82.66% | 2.9235 | ↑ 3.16% | ↑ 81.57% |
6/28〜 7/2 | 3.2467 | ↓ 0.22% | ↑ 77.80% | 2.8339 | ↑ 1.01% | ↑ 77.21% |
6/21〜 6/25 | 3.2538 | ↓ 3.42% | ↑ 73.89% | 2.8057 | ↓ 2.42% | ↑ 73.56% |
Posted by 松 7/16/21 - 17:46
FX:円小幅安、前日までの反動もあって週末控え円売りが優勢
[場況]
ドル/円:110.07、ユーロ/ドル:1.1805、ユーロ/円:129.88 (NY17:00)
為替は円が小幅安。前日までに円高が進んだ反動もあり、ポジション調整の円売りが全体を主導する格好となった。米小売売上高が予想外の増加となったことや、ミシガン大消費者指数で1年後のインフレ予想が2008年以来の高水準となったことがドル買いを呼び込む場面も見られたが、反応は限定的なものにとどまった。ドル/円は東京から買いが優勢、110円の節目に迫るまでレンジを切り上げての推移となった。ロンドンに入ると一段と買い意欲が強まり、110円台前半まで上げ幅を拡大。NYに入ると米株の下落につれて売りに押し戻される格好となり、午後からは110円の節目をやや上回るあたりまで値を切り下げてのもみ合いが続いた。
ユーロ/ドルは東京では1.18ドルの節目をやや上回ったあたりでのもみ合い、ロンドンに入ると1.18ドル台前半まで買い進まれたものの、その後売りに押し戻されNY早朝には1.18ドルを割り込むまでに値を下げた。売り一巡後は再び1.18ドル台を回復、中盤から午後にかけて1.18ドルをやや上回ったあたりでの推移となった。ユーロ/円は東京から買いが優勢、ロンドンに入ると130円の節目を回復しての推移となった。NY朝には130円台前半まで買い進まれる場面も見られたが、早々に息切れ。その後は米株の下落が重石となる中、130円をやや上回ったあたりでのもみ合いが続いた。
Posted by 松 7/16/21 - 17:18
債券:小幅続伸、新型コロナデルタ株感染拡大に着目して買い
[場況]
債券は小幅続伸。買われ過ぎ感が出ており、早い段階で売りに押されたものの、新型コロナウィルスのデルタ株感染拡大に着目して買いに転じた。夜間取引で利食い売りが先行し、10年債利回りは上昇。通常取引では小売売上高が予想を上回ったのも重石となったが、徐々に売りのペースが鈍った。上げ幅を縮小していき、取引終盤にはやや低下となった。
Posted by 直 7/16/21 - 17:17
ブラジルコーヒー輸出:16日現在72.63万袋と前月を33.2%下回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
7月16日 | 7月累計 | 前月(6/16) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 104.307 | 726.311 | 1087.796 | ↓33.2% | ↑8.0% |
>アラビカ種 | 95.858 | 613.831 | 947.875 | ↓35.2% | ↑23.1% |
>ロブスタ種 | 3.280 | 48.626 | 75.845 | ↓35.9% | ↓90.2% |
>インスタント | 5.169 | 63.854 | 64.076 | ↓0.3% | ↑8.1% |
Posted by 松 7/16/21 - 17:00
株式:大幅安、インフレ懸念高まる中でポジション調整の売りが加速
[場況]
ダウ工業平均:34,687.85↓299.17
S&P500:4,327.16↓32.87
NASDAQ:14,427.24↓115.90
NY株式は大幅安。インフレや早期テーパリング開始に対する懸念が改めて重石となる中、週末を前にポジション調整の売りが加速した。ダウ平均は寄り付きでは買いが先行、朝方発表された6月の小売売上高が予想外の増加となったことを受け、景気の力強い回復が続いていることが好感される格好となった。その後は買いも生きぎで、ミシガン大の消費者指数が予想を下回った上、1年後のインフレ予測が2008年以来の高水準に上昇したことが嫌気される格好となる中で売り圧力が強まり、あっさりとマイナス転落した。中盤にはしばらく値動きも落ち着いていたものの、午後からは改めて売り圧力が強まる格好となり、最後は下げ幅も300ポイントにまで拡大した。
セクター別では、公益株がしっかりと上昇したほか、生活必需品や薬品株、保険も小幅ながら上昇。一方で金鉱株は大幅安、エネルギー関連や銀行株、半導体も下げがきつくなった。運輸株やバイオテクノロジーも値を下げた。ダウ銘柄では、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)が0.97%の上昇となったほか、アムジェン(AMGN)やトラベラーズ(TRV)も堅調に推移した。一方でダウ(DOW)は3.07%の下落、シェブロン(CVX)、ウォルト・ディズニー(DIS)、ゴールドマン・サックス(GS)、JPモルガン・チェース(JPM)、ボーイング(BA)も2%を超える下落となった。
Posted by 松 7/16/21 - 16:58
大豆:反発、米主要生産地の高温乾燥予報が買いを支援
[場況]
CBOT大豆8月限終値:1454-3/4↑7-1/4
シカゴ大豆は反発。米主要生産地の高温乾燥予報が買いを支援した。夜間取引では売りの場面をみてから買いが優勢となり、8月限は強含んだ。朝方にかけてしっかりと値を伸ばし、通常取引に入って1473-3/4セントと6月14日以来の高値を付けた。上値で売りが台頭して上げ幅を縮小したが、最後まで買いの流れを維持した。
Posted by 直 7/16/21 - 16:44
コーン:続落、米作柄不安根強いも買われ過ぎ感から利食い売り
[場況]
CBOTコーン9月限終値:556-0↓8-1/4
シカゴコーンは続落。米中西部の作柄不安が根強いものの、買われ過ぎ感もあって利食い売りに押された。夜間取引で売り買いが交錯し、9月限は前日終値を挟んでもみ合い。朝方にかけて買いが進む中強含んだが、通常取引で570セント台に乗せるとブレーキがかかった。取引終盤に売りが膨らみ、下げに転じた。
Posted by 直 7/16/21 - 16:41
小麦:続伸、春小麦の生産不安や欧州の天候の影響懸念から買い
[場況]
CBOT小麦9月限終値:692-1/2↑20-1/2
シカゴ小麦は続伸。春小麦の生産不安に加え、欧州でも天候による影響が懸念されているのを背景に買いが進んだ。USDAへの中国向け輸出成約報告も寄与した。夜間取引で買いが先行し、9月限はじりじりと上昇。通常取引に入って一段高となり、690セントを超えた。696-1/4セントと6月8日以来の高値を付けた後ペースこそ鈍っても、買いの流れが切れることなく、本日のレンジ上限で推移した。
Posted by 直 7/16/21 - 16:39
5月対米証券投資は301.9億ドルの流出超、昨年4月以来の流出
[経済指標]
対米証券投資
出所:米財務省、NY16:00発表、単位100万ドル
21年5月 | 21年4月 | ||
ネット流入額 | 債券・株式合計 | ▲30190 | 100683 |
純資本フロー(TIC) | 105330 | 100119 |
Posted by 松 7/16/21 - 16:17
CFTC建玉報告
[CFTC建玉報告]
CFTC建玉報告
出所:米商品先物取引委員会(CFTC)、NY15:30発表
7月13日 現在、 先物 + オプション サマリー
大口トレーダー(ノン・コマーシャル) | ネット・ポジション | 前週比 |
NYMEX-原油 | △ 576034 | △ 6685 |
NEMEX-RBOBガソリン | △ 22036 | ▼ 2581 |
NYMEX-暖房油 | △ 49246 | ▼ 1596 |
NYMEX-天然ガス | ▼ 117559 | ▼ 10977 |
COMEX-金 | △ 201655 | △ 9604 |
_ | ||
CBOT-小麦 | ▼ 2683 | ▼ 9219 |
CBOT-コーン | △ 295107 | ▼ 19565 |
CBOT-大豆 | △ 87632 | ▼ 4779 |
ICE US-粗糖 | △ 241778 | ▼ 24189 |
ICE US-コーヒー | △ 41254 | ▼ 3223 |
_ | ||
IMM-日本円 | ▼ 58752 | △ 14524 |
IMM-ユーロFX | △ 61283 | ▼ 11620 |
CBOT-DJIA (x5) | △ 9207 | △ 2893 |
CME-S&P 500 | △ 67090 | ▼ 3871 |
Posted by 松 7/16/21 - 15:32
天然ガス:反発、在庫水準の低さや冷房需要の増加期待が下支え
[場況]
NYMEX天然ガス8月限終値:3.674↑0.060
NY天然ガスは反発。在庫水準の低さや気温上昇に伴う冷房需要の増加期待が改めて下支えとなる中、しっかりと買いが集まる展開となった。8月限は夜間取引ではこれまでの流れを継いだ売りが優勢、3.60ドルの節目を割り込むあたりまで値を切り下げての推移となった。朝方からは一転して買い意欲が強まり、通常取引の開始時には3.60ドル台後半まで値を回復。中盤にかけてはやや売りに押し戻される格好となったものの、高値圏はしっかりと維持。引けにかけては改めて騰勢を強めた。
Posted by 松 7/16/21 - 15:02
石油製品:小幅反発、原油の上昇につれ買い戻しが優勢の展開
[場況]
RBOBガソリン8月限:2.2536↑0.0033
暖房油8月限:2.1133↑0.0007
NY石油製品は小幅反発。原油の上昇を好感する形でポジション整理の買い戻しが優勢の展開となった相場は夜間取引ではこれまでの流れを継いだ売りが先行したものの、その後徐々に買い意欲が強まり、朝方にはプラス圏を回復。通常取引開始後には原油の急落につれ大きく値を崩したが、押し目ではしっかりと買いが集まり、中盤にはプラス圏を回復。午後からは動意も薄くなった。
Posted by 松 7/16/21 - 14:55
原油:反発、景気回復に伴う需要増加期待が改めて買い呼び込む
[場況]
NYMEX原油9月限終値:71.56↑0.18
NY原油は反発。景気回復に伴い需要がしっかりと伸びてくるとの見方が改めて下支えとなる中、週末を前に投機的な買い戻しが相場を主導した。9月限は夜間取引から買いが先行、71ドル台後半まで値を切り上げての推移となった。通常取引開始後には株価の下落につれて売りが加速、70ドル台前半まで一気に値を崩す場面も見られたものの、押し目ではすぐに買いが集まり中盤には71ドル台後半のレンジまで一気に値を回復。昼からは買いも一服となったものの、高値圏を維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 7/16/21 - 14:45
金:反落、米金利の上昇やドル高嫌気し投機的な売りに押される
[場況]
COMEX金8月限終値:1,815.0↓14.0
NY金は反落。ここまでの買い戻しの流れも一服、米長期金利の上昇やドル高の進行を嫌気する形で投機的な売りが相場を主導した。8月限は夜間取引から売りが先行、早朝には1,820ドルを割り込むまでに値を切り下げた。朝方には一旦買いが集まり、1,820ドル台半ばまで値を戻したものの、中盤にかけてまとまった売りが出ると1,810ドルの節目近辺まで一気に下げ幅を拡大。昼には再び買いが優勢となったものの、反発は限定的なものにとどまった。
Posted by 松 7/16/21 - 14:21
コーヒー:続伸、レアル高支えとなる中で投機的な買い戻しが加速
[場況]
ICE-USコーヒー9月限終値:161.35↑4.30
NYコーヒーは続伸。需給面で決め手となる材料が出た訳ではなかったが、これまでの流れを継いだ投機的な買い戻しが相場を主導、ブラジルレアル高の進行も下支えとなる中で6月28日以来の高値を回復した。9月限は夜間の時間帯から買いが先行、朝方には160セントの節目まで一気に値を切り上げた。NYに入るとやや上値が重くなったものの、大きく値を崩すこともなく、160セントの節目近辺でのもみ合いが継続、昼前には改めて買い意欲が強まり、161セント台後半まで上げ幅を拡大した。
Posted by 松 7/16/21 - 13:56
砂糖:続伸、前日の流れ継いだポジション整理の買い戻し集まる
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:17.71↑0.38
NY砂糖は続伸。需給面で新たな買い材料が出た訳ではなかったが、前日の流れを継いだポジション整理の買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。10月限は夜間の時間帯から前日終値を中心としたレンジ内での推移。早朝にはやや売りが優勢となったものの、大きく値を崩すには至らなかった。NYに入ると徐々に騰勢を強める格好となり、プラス圏を回復。中盤に商いの薄い中でまとまった買いが入ると、17セント台後半まで一気に値を切り上げた。その後は買いも一服となったものの、最後まで高値圏を維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 7/16/21 - 13:39
インドの2021年雨期作付、16日時点で前年11.6%下回る
[穀物・大豆]
インド農務省によると、2021年の雨期(カリフ)農作物作付は16日時点で6118万9000ヘクタール終了し、前年同期を11.6%下回った。作物別に、油種が1289万1000ヘクタールで13.6%ダウン、雑穀は前年比20.6%減の913万4000ヘクタール。コメや綿花や豆類も作付の遅れが続いており、6月終わりから7月初めてにかけてモンスーンの降雨が小康状態にあったことが背景にある。ただ、今週に入って降水活動が活発化し、気象局(IMD)によると目先さらなる降雨が予想されている。
Posted by 直 7/16/21 - 13:14
米国内で稼動中のリグ(掘削機)は484基と前週から5基増加
[エネルギー]
北米稼動リグ(掘削機)数
出所:ベーカーヒューズ社
7月16日 | 前週比 | 前年比 | (%) | |
米国合計 | 484 | ↑ 5 | ↑ 231 | ↑91.30% |
>陸上油田 | 466 | ↑ 5 | ↑ 225 | ↑93.36% |
>メキシコ湾 | 17 | →0 | ↑ 5 | ↑41.67% |
カナダ | 150 | ↑ 13 | ↑ 118 | ↑368.75% |
北米合計 | 634 | ↑ 18 | ↑ 349 | ↑122.46% |
Posted by 松 7/16/21 - 13:05
5月企業在庫は前月から0.54%増加、予想やや上回る
[経済指標]
企業在庫・在庫率
出所:米国勢調査局、NY10:00発表、季節調整値、単位100万ドル
21年5月 | 前月比 | 21年4月 | 市場予想 | ||
企業在庫 | 2039283 | ↑0.54% | ↑0.06% | ↑0.4% | |
在庫率 | 1.262 | ↑0.011 | 1.251 |
米商務省が発表した5月の企業在庫は2兆392億8300万ドルと、前月から0.54%増加した。前月の修正もあって2020年8月から連続の増加となり、また3ヶ月ぶりの高い伸びを記録した。市場予想もやや上回った。製造業は0.91%、卸売業は1.34%それぞれ増加した。小売業は0.84%と3ヶ月連続で減少したが、3月や4月より小幅マイナスにとどまった。自動車を除くと0.86%の増加となった。
5月の企業売上高は前月から0.34%減少した。在庫率は1.262%と、前月の1.251%(修正値)から上昇した。
Posted by 松 7/16/21 - 10:09
7月ロイター/ミシガン大消費者指数は80.8に低下、予想も下回る
[経済指標]
ロイター/ミシガン大消費者指数
出所:ロイター/ミシガン大学、NY10:00発表
21年7月 | 21年6月 | 市場予想 | ||
消費者指数速報値 | 80.8 | 85.5 | 86.3 |
Posted by 松 7/16/21 - 10:00
中国向けで13.4万トンの小麦輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は16日、民間業者から中国向けで13万4000トンの2021/22年度産軟質赤色冬小麦輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 7/16/21 - 09:05
21/22年ウクライナ穀物輸出、7月16日時点で前年28.6%上回る
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、2021/22年度穀物輸出(7-6月)は16日時点で92万6000トンと、前年同期を28.6%上回った。このうち小麦が24万8000トンになり、前年から56%アップ。コーンは48万8000トンで、31.9%増加した。
Posted by 直 7/16/21 - 09:04
ウクライナ穀物収穫、15日時点で9%終了・農務省
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、国内の2021年穀物収穫は15日時点で130万ヘクタールとなり、事前予想の9%終了した。規模にして550万トン、イールドが4.16トン。小麦だけで61万1000ヘクタールから250万トン、9%終了となった。イールドが4.11トンという。農務省は、好天気が寄与して最終的に7600万トンになると予想。前年から17%増加になる。
Posted by 直 7/16/21 - 08:59
7月ブラジル大豆輸出、農家の売り渋り反映して減少見通し
[穀物・大豆]
ブラジルの7月の大豆輸出が農家の売り渋りを反映して減少する見通しが報じられた。穀物輸出協会(ANEC)の推定は850万-896万トンで、前月から最大16%の減少になる。大豆ミール輸出は前月比4.5%減の176万トンの見通しという。S&Pグローバル・プラッツによると、市場関係者が先物価格やブラジルレアルの変動が激しく、農家が売却に消極的とコメント。国内の食肉セクターによる需要が輸出需要異常なことも背景にあると指摘した。
Posted by 直 7/16/21 - 08:55
6月小売売上高は前月から0.55%増加、予想はマイナス
[経済指標]
小売売上高
出所:米国勢調査局、NY8:30発表、季節調整値、単位100万ドル
21年6月 | 前月比 | 21年5月 | 市場予想 | ||
小売売上高 | 621340 | ↑0.55% | ↓1.72% | ↓0.6% | |
>自動車除く | 489220 | ↑1.28% | ↓0.88% | ↑0.3% |
Posted by 松 7/16/21 - 08:32
21/22年アルゼンチン小麦作付、14日時点で96.2%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所の週次クロップレポートによると、同国の2021/22年度小麦作付は7月14日時点で650万ヘクタールの事前予想の96.2%終了した。前週から4.9ポイントアップ、また前年同期も4.9ポイント上回る。中部や南部では土壌水分の過剰から作業に遅れがあったものの、作付は前年以上のペースで進んだとコメント。作柄に関すると、58.6%が良好から優良となったが、状態を保つにはさらなる降雨が必要ともいう。
Posted by 直 7/16/21 - 08:16
20/21年アルゼンチンコーン収穫、14日時点で62.4%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所の週次クロップレポートによると、2020/21年度コーン収穫は7月14日時点で4800万トンの事前予想の62.4%終了した。前週を6.4ポイント上回り、中部と北部で作業のペースが速まり、特にコルドバ州やサンルイス州、サンタフェ州、サルタ州の進捗が顕著だったとコメント。イールドも改善したという。なお、収穫は前年同期に約90%だったのに比べると大幅に遅れている。
Posted by 直 7/16/21 - 08:16
15日のOPECバスケット価格は73.15ドルと前日から2.14ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
7/15 (木) | 73.15 | ↓2.14 |
7/14 (水) | 75.29 | ↑0.16 |
7/13 (火) | 75.13 | ↑0.80 |
7/12 (月) | 74.33 | ↑0.15 |
7/9 (金) | 74.18 | ↑2.21 |
Posted by 松 7/16/21 - 05:59
7/16(金)の予定
[カレンダー]
経済指標
・6月小売売上高 (08:30)
・7月ロイター/ミシガン大消費者指数速報値 (10:00)
・5月企業在庫・在庫率 (10:00)
・5月対米証券投資 (16:00)
エネルギー
・北米稼動リグ(掘削機)数 (13:00)
農産物
・ブラジルサンパウロ州アルコール価格指数
・CFTC建玉報告 (15:30)
Posted by 松 7/16/21 - 05:56
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