2021年07月13日(火)
債券:続落、30年債入札結果不調と受け止められて売り膨らむ
[場況]
債券は続落。30年債入札結果が不調と受け止められ、売りが膨らんだ。夜間取引では売り買いが交錯し、10年債利回りは上下に振れる展開。通常取引でもまずもみ合い。生産者物価指数が予想を上回ったが、特定品目の大幅上昇によるところがあり、発表後にいったん上昇が進んでから下げに転じた。しかし、午後に入札結果を受けて一気に1.4%を超える上昇となった。引けにかけて若干ペースが鈍りながら、売りの流れは最後まで続いた。
Posted by 直 7/13/21 - 17:26
FX:ドル高、米消費者物価指数の高い伸び受けて買い集まる
[場況]
ドル/円:110.63、ユーロ/ドル:1.1776、ユーロ/円:130.27 (NY17:00)
為替はドル高が進行。6月の米消費者物価指数が予想を上回る伸びとなったことを受け、インフレに対する懸念が改めて強まる中でドルに買いが集まった。ドル/円は東京では110円台前半から半ばにかけてのレンジ内での推移、ロンドンに入ると上値が重くなり、110.20円台まで値を切り下げた。NYに入ると消費者物価指数の発表を受けて、110円台半ばまで急反発。その後は一転売りに押し戻されたものの、昼からは改めて買いが加速、110円台後半まで値を切り上げた。
ユーロ/ドルは東京では1.18ドル台半ばから後半のレンジ内での推移、午後からは徐々に売りが優勢となり、ロンドンに入ると1.18ドル台前半まで値を切り下げた。NYでは消費者物価指数の発表を受けて1.18ドルを割り込むまで一気に下げ幅を拡大。その後一旦は買い戻しが集まったものの、中盤以降は改めて売りが加速、1.17ドル台後半まで下げ幅を拡大した。ユーロ/円は東京では買いが優勢、131円台を回復する場面も見られた。午後からは一転して売り圧力が強まり、ロンドンでは130円台半ばまで反落。NY朝には130円台前半まで下げ幅を拡大した。売り一巡後も安値近辺での推移、午後からは改めて上値が重くなった。
Posted by 松 7/13/21 - 17:17
ブラジルコーヒー輸出:13日現在40.46万袋と前月を28.6%下回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
7月13日 | 7月累計 | 前月(6/11) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 151.189 | 404.602 | 566.979 | ↓28.6% | ↑250.3% |
>アラビカ種 | 111.380 | 323.966 | 511.148 | ↓36.6% | ↑378.9% |
>ロブスタ種 | 23.753 | 35.541 | 38.994 | ↓8.9% | ↓47.5% |
>インスタント | 16.056 | 45.095 | 16.837 | ↑167.8% | ↑154.9% |
Posted by 松 7/13/21 - 17:00
大豆:続伸、植物油上昇が支援となる中テクニカルな買い進む
[場況]
CBOT大豆8月限終値:1414-3/4↑10-1/2
シカゴ大豆は続伸。植物油の上昇が支援となる中、テクニカルな買いが進んだ。夜間取引では売り買い交錯の中、8月限は狭いレンジをもみ合い。しかし、朝方には買いに拍車がかかって強含み、通常取引では1420セント台半ばまで値を伸ばした。取引終盤にペースも落ち、上げ幅を縮めた。
Posted by 直 7/13/21 - 16:57
コーン:続伸、米主要生産地の一部の気温上昇予報など背景に買い
[場況]
CBOTコーン9月限終値:551-1/4↑6-0
シカゴコーンは続伸。米生産地の一部の気温上昇予報などを背景に買いの展開となった。夜間取引では売りが先行し、9月限は下落した。だが、540セントを割り込むと下げ足が鈍り、朝方には買いに弾みが付いて反発。通常取引で550セント台に値を伸ばした。
Posted by 直 7/13/21 - 16:53
小麦:反落、前日に大きく上昇した反動で売り膨らむ
[場況]
CBOT小麦9月限終値:633-3/4↓7-0
シカゴ小麦は反落。前日に大きく上昇した反動で売りが膨らみ、収穫圧力も重石となった。夜間取引で売りが台頭し、9月限は下落した。630セント割れに近付いた後いったん下げ幅を縮小し、通常取引に入って上昇の場面もあった。しかし、買いが続かず、取引終盤には売りに押されて弱含んだ。
Posted by 直 7/13/21 - 16:48
株式:反落、インフレ懸念高まる中でポジション調整の売り膨らむ
[場況]
ダウ工業平均:34,888.79↓107.39
S&P500:4,369.21↓15.42
NASDAQ:14,677.65↓55.59
NY株式は反落。朝方発表された6月の消費者物価指数が予想を上回る高い伸びとなり、インフレに対する懸念が改めて高まる中でポジション調整の売りが膨らんだ。朝方発表された金融機関の決算が予想上回る好調な内容だったことも、下支えとはならなかった。ダウ平均は寄り付きから売りが先行、早々に100ポイント以上値を切り下げる展開となった。中盤にかけては買い意欲が強まり下げ幅を縮小したものの、プラス転換することなく息切れ。昼からは改めて上値が重くなり、ジリジリと値を切り下げる展開となった。
セクター別では、金鉱株やコンピューター関連に買いが集まった以外、ほとんどのセクターが下落。中でも銀行株や一般消費財、バイオテクノロジー、保険、運輸株、素材の下げがきつくなった。ダウ銘柄では、ビサ(V)が1.88%の上昇、マイクロソフト(MSFT)が1.32%の上昇となったほか、コカ・コーラ(KO)やアップル(AAPL)、ユナイテッド・ヘルス(UNH)も堅調に推移した。一方でボーイング(BA)は4.23%の急落、キャタピラー(CAT)やJPモルガン・チェース(JPM)、ホーム・デポ(HD)、ゴールドマン・サックス(GS)も1%を超える下げとなった。
Posted by 松 7/13/21 - 16:44
API在庫:原油は407.9万バレルの取り崩し、ガソリンも減少
[エネルギー]
API石油在庫統計
出所:全米石油協会(API)、NY16:30発表、単位1,000バレル
7月9日現在 | 前週比 | 市場予想 | |
原油在庫 | ↓ 4079 | ↓ 4018 | |
>オクラホマ州クッシング | ↓ 1585 | - | |
ガソリン在庫 | ↓ 1545 | ↓ 1773 | |
留出油在庫 | ↑ 3699 | ↑ 882 |
Posted by 松 7/13/21 - 16:31
天然ガス:反落、ポジション整理の売り先行も下げ幅限定的
[場況]
NYMEX天然ガス8月限終値:3.696↓0.053
NY天然ガスは反落。ここまでの上昇で買われ過ぎ感が高まる中、ポジション整理の売りに押される展開となったものの、押し目では買い意欲も強く、下げ幅は限定的なものにとどまった。8月限は夜間取引では売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりでの推移が続いた。朝方からは徐々に売り圧力が強まる格好となり、通常取引開始後には3.60ドル台後半まで下げ幅を拡大。中盤には一旦3.70ドル台まで買い戻されたものの、流れを強気に変えるには至らず。昼からは改めて売りが加速、3.70ドルの節目を割り込んだ。
Posted by 松 7/13/21 - 14:46
石油製品:反発、原油の上昇につれてしっかりと買い集まる
[場況]
RBOBガソリン8月限:2.3183↑0.0411
暖房油8月限:2.1844↑0.0346
NY石油製品は反発、原油の上昇につれてしっかりと買いが集まる展開となった。相場は夜間取引から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。朝方には売りに押されマイナス転落する場面も見られたものの、通常取引開始後には改めて買いが加速、今週の在庫統計が強気の内容になるとの見方も支えとなる中、中盤にかけて大きく値を切り上げる展開となった。
Posted by 松 7/13/21 - 14:45
原油:続伸、在庫統計の発表を控え改めて買い意欲強まる
[場況]
NYMEX原油8月限終値:75.25↑1.15
NY原油は続伸。今週の在庫統計が再び大幅な取り崩しになるとの見方が支えとなる中、投機的な買いがしっかりと相場を押し上げる展開となった。IEAが月報で、足元の需給逼迫が続くとの見通しを示したことも強気に作用した。8月限は夜間取引から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでの推移が続いた。ロンドン時間の朝方には74ドル台後半まで上げ幅を拡大。その後は一転して売りに押し戻される展開、朝方には消費者物価指数の強気サプライズを受けたドル高の進行などを嫌気して73ドル台後半まで値を崩す場面も見られたが、通常取引開始後にはしっかりと下げ止まり。中盤以降は改めて買い意欲が強まり、午後には75ドル台前半まで上げ幅を拡大した。
Posted by 松 7/13/21 - 14:45
金:小幅反発、インフレ懸念高まる中にも関わらず買い集まる
[場況]
COMEX金8月限終値:1,809.9↑4.0
NY金は小幅反発。朝方発表された消費者物価指数が予想を大きく上回る伸びとなり、インフレ懸念が再燃し米長期金利が上昇する中にも関わらず、投機的な買いがしっかりと相場を押し上げる展開となった。8月限は夜間取引から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。朝方には1,810ドル台半ばまで上げ幅を拡大。通常取引開始後には物価指数の発表を受けて売りが加速、1,800ドルの節目を割り込むまでに値を崩したものの、直後には買いが集まり、早々に1,810ドル台まで値を回復。中盤にかけては値動きも落ち着き、1,810ドル台前半を中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 7/13/21 - 14:16
6月財政収支は1,741.6億ドルの赤字、前年同月からは縮小
[経済指標]
財政収支
出所:米財務省、NY14:00発表、単位10億ドル、▲赤字、会計年度:10月-9月
21年6月 | 20年6月 | 今年度累計 | 前年同期 | |
財政収支 | ▲174.161 | ▲864.074 | ▲2237.949 | ▲2744.303 |
歳入 | 449.199 | 240.829 | 3056.078 | 2260.069 |
歳出 | 623.359 | 1104.903 | 5294.027 | 5004.372 |
Posted by 松 7/13/21 - 14:10
コーヒー:反落、前日の上昇の反動から投機的な売りに押される
[場況]
ICE-USコーヒー9月限終値:152.25↓1.75
NYコーヒーは反落。前日の上昇の反動もあり、投機的な売りが先行する展開となったが、押し目では買い意欲も強く下げ幅は限定的なものにとどまった。9月限は夜間の時間帯から売りが先行、朝方には151セント台まで値を切り下げた。NYに入ると売りも一服、しばらくは安値近辺でのもみ合いが続いたが、中盤にかけては買い意欲が強まり153セント台まで下げ幅を縮小。引けにかけては152セント台後半を中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 7/13/21 - 13:58
砂糖:反発、朝方まで売り先行もその後しっかりと値を回復
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:17.08↑0.09
NY砂糖は反発。朝方までは前日までの流れを継いだ投機的な売りに押される軟調な展開となったものの、その後は原油やブラジルレアルの上昇が支えとなる中でしっかりと値を回復した。10月限は夜間の時間帯から売りが先行、早朝には16セント台後半まで値を切り下げての推移となった。NYに入ると売りも一服、しばらくは安値近辺での上下が続いたが、中盤以降は改めて買い意欲が強まり、昼前には17セントの節目を回復、最後は17.10セント台まで値を伸ばした。
Posted by 松 7/13/21 - 13:33
30年債入札リ・オープン、応札倍率は2.19、最高利回り2.000%
[金融・経済]
30年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル (Re-Opening)
30年債 | 応札額 | 発行額 | 応札倍率 | 前回(6/10) |
合計 | 52633.2 | 24000.0 | 2.19 | 2.29 |
競争入札分 | 52631.8 | 23998.5 | 2.19 | 2.29 |
顧客注文比率(外国中銀含む) | 61.09% | 64.04% | ||
最高落札利回り(配分比率) | 2.000% | (62.83%) | 2.172% |
Posted by 松 7/13/21 - 13:05
ユーロシステムの金準備高は前週から横ばい
[メタル]
ECBが13日に発表したデータによると、欧州圏中銀(ユーロシステム)の金準備高(受取勘定含む)は7月9日現在5,146億9,300万ユーロと、前週から横ばいとなった。
Posted by 松 7/13/21 - 11:48
ロシア穀物・豆類収穫、12日時点で968.3万トンと前年下回る
[穀物・大豆]
ロシア政府傘下機関によると、国内の2021年穀物・豆類収穫は12日時点で968万3000トンと、前年同期を下回った。面積にして283万ヘクタール、イールドが3.42トン。小麦は196万ヘクタールから646万トンが収穫済み、イールドが3.29トンとなった。
Posted by 直 7/13/21 - 09:41
6月のブラジル大豆輸出、前年から12.9%減少
[穀物・大豆]
ブラジル農務省によると、6月の大豆輸出は1109万7000トンと、前年同月から12.9%減少した。大豆油が43.1%落ち込んで16万9000トン。一方、大豆ミールは175万3000トンになり、7.3%増加した。
Posted by 直 7/13/21 - 09:25
6月のブラジル砂糖輸出、前年から4.6%増加
[砂糖]
ブラジル農務省によると、6月の砂糖輸出は273万5000トンになり、前年同月から1.1%増加した。エタノールは25万2000トンで、前年との比較にして10.5%の増加。
Posted by 直 7/13/21 - 09:25
6月のブラジルコーヒー輸出、前年から22.2%増加
[コーヒー]
ブラジル農務省によると、6月のコーヒー輸出は18万3000トンと、前年同月から22.2%増加した。このうち生豆が23.1%増えて17万4000トンとなった。
Posted by 直 7/13/21 - 09:24
米チェーンストア売上高、10日時点で前年から14.0%上昇
[経済指標]
米小売調査レッドブック・リサーチが13日に発表した週次レポートによると国内チェーンストア売上高は7月10日時点で前年同期から14.0%上昇した。6週間ぶりの低い伸びとなった。
Posted by 直 7/13/21 - 09:12
21/22年仏軟質小麦生産、初回見通しは前年比27.1%増加
[穀物・大豆]
フランス政府機関FranceAgriMerは月次レポートで、同国の2021/22年度(7-6月)軟質小麦生産が前年比27.1%増の3709万7000トンになるとの初回見通しを発表した。軟質小麦の生産推定は2915万7000トンで据え置いた。前年との比較にして26.3%減少。作付は15.9%増えて4941000ヘクタール、イールドが前年の6.85トン(修正値)から7.51トンに上昇を見越す。
2021/22年度の軟質小麦輸出は1792万4000トン、前年から31.7%増加の見通しを示した。欧州連合(EU)向けが22.0%増えて730万トンの予想。域外向けは1050万トンとみており、前年比にして40.0%増加になる。期末在庫は367万8000トンの見通しで、前年を38.8%上回る
コーンに関するとまだ2020/21年度(7-6月)の推定だけで、輸出推定を433万8000トンと、前月時点での471万2000トンから若干引き下げた。前年との比較で10.8%の増加になる。EU向けを409万2000トンから403万8000トン、非EU向けは50万トンから48万トンにそれぞれ修正し、揃って前年との比較にすると増加。生産推定は1243万7000トンから1236万4000トンに修正、前年から2.7%の増加になる。作付が155万ヘクタールとみられ、前年から11.4%増加。イールドは前年の8.65トンから7.97トンに低下で、また従来推定の8.02トンから引き下げた。期末在庫は180万2000トンから186万1000トンにやや上方修正した。前年から9.7%減少となる。
Posted by 直 7/13/21 - 09:07
6月消費者物価指数(CPI)は前月から0.90%上昇、予想上回る
[経済指標]
消費者物価指数(CPI)
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982-84年=100
前月比 | 21年6月 | 21年5月 | 市場予想 | |
消費者物価指数 | ↑0.90% | ↑0.64% | ↑0.5% | |
コア(エネルギー・食品除く) | ↑0.88% | ↑0.74% | ↑0.5% |
Posted by 松 7/13/21 - 08:34
6月ベトナムコーヒー輸出、前月から1.7%減少・税関局
[コーヒー]
ベトナム税関局によると、6月のコーヒー輸出は12万8036トンと、前月から1.7%減少した。前年同月との比較では0.3%増加。統計局が推定していた10万トンはやや下回る。2021年の輸出は最初の6ヶ月間で84万3319トンになり、前年同期から10.3%減少。
Posted by 直 7/13/21 - 08:14
6月中国大豆輸入、前月から11.6%増加・税関総局
[穀物・大豆]
中国税関総局の暫定データによると、6月の大豆輸入は1072万2000トンと、前月から11.6%増加した。しかし、前年同月に比べると3.9%の減少。2021年の輸入は最初の6ヶ月間で4895万5000トンになり、前年同期を8.7%上回る。
Posted by 直 7/13/21 - 08:05
中国の6月原油輸入は前月から1.23%増加・税関総局
[エネルギー]
中国税関総局が13日に明らかにしたデータによると、同国の6月の原油輸入は4,013万5,000トン(日量980.63バレル)と5月の日量968.69万バレルから1.23%増加した。前年比では24.53%の減少となる。年初来では2億6,066万1,000トン(日量1,055.61万バレル)と、前年同期から3.00%減少した。石油製品の輸入は213.6万トンと、前月の234.1万トンから8.80%減少、前年の349.9万トンからは25.59%の減少となった。年初来では前年同期を25.58%下回っている。
Posted by 松 7/13/21 - 06:11
IEA、2022年の世界石油需要見通しを小幅引き下げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2021年の世界石油需要が前年比で日量540万バレル増加すると、前月から見通しを据え置いた。2022年には300万バレルの増加と、前月からは10万バレルの下方修正。6月には世界的な景気の回復やCOVID-19ワクチンの接種が進む中、需要は日量9,680万バレルまで回復したという。2022年末までにCOVID-19の感染拡大以前の水準まで回復するとした。2022年にはOECD加盟国の需要が130万バレル増加、非OECD諸国は180万バレル増加する。一方、多くの国でCOVID-19の感染拡大が続いていることは、引き続き需要の低下リスクにつながるとした。
Posted by 松 7/13/21 - 06:04
12日のOPECバスケット価格は74.33ドルと前週末から0.15ドル上昇
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
7/12 (月) | 74.33 | ↑0.15 |
7/9 (金) | 74.18 | ↑2.21 |
7/8 (木) | 71.97 | ↓1.61 |
7/7 (水) | 73.58 | ↓2.36 |
7/6 (火) | 75.94 | ↑0.23 |
Posted by 松 7/13/21 - 05:41
7/13(火)の予定
[カレンダー]
経済指標
・6月消費者物価指数(CPI) (08:30)
・30年債入札 (Re-Opening) (13:00)
・6月財政収支 (14:00)
エネルギー
・国際エネルギー機関(IEA)月報
・API石油在庫統計 (16:30)
Posted by 松 7/13/21 - 05:39
2021年07月12日(月)
8月の米シェールオイル生産は前月から4.2万バレル増加、EIA
[エネルギー]
米エネルギー省情報局(EIA)は12日に発表した掘削状況レポートで、米国の8月のシェールオイル生産が日量790.7万バレルと、前月から4.2万バレル増加するとの見通しを示した。テキサス州西部のパーミヤンで5.3万バレル増加する一方、ノースダコタを中心としたバッケンで0.3万バレル、ワイオミングからコロラドにかけてのニオブララで0.3万バレル、オクラホマ州アナダルコで0.3万バレル、南テキサスのイーグルフォード地域で0.4万バレルそれぞれ生産が減少する。7月の生産量は日量786.5万バレルと、前月時点で780.3万バレルと推定していたのから引き上げられた。シェールガスの生産は、8月に前月から日量4,600万立方フィート増加するとの見通しが示された。
Posted by 松 7/12/21 - 18:05
FX:ドル高、米長期金利の上昇支えにしっかりと買い集まる
[場況]
ドル/円:110.36、ユーロ/ドル:1.1859、ユーロ/円:130.88 (NY17:00)
為替はドル高が進行、米長期金利の上昇などが下支えとなる中、ドルにしっかりと買いが集まる展開となった。ドル/円は東京では110円の節目をやや上回ったあたりを中心としたレンジ内で、方向感なく上下を繰り返す展開、ロンドンに入っても明確な方向性を見出すことはできなかった。NYに入るとやや買い意欲が強まり、110.30円台まで上げ幅を拡大。昼には買いも一服となったものの、同水準でのもみ合いが続いた。
ユーロ/ドルは東京では1.189ドル台後半のレンジ内での推移、午後には1.18ドル半ばまで売りに押されたものの、ロンドン朝には再び1.18ドル台後半まで買い進まれた。NY早朝にかけては一転して売り圧力が強まり、1.18ドル台前半まで反落。NY朝には再び1.18ドル台後半まで値を戻すなど、方向感の定まらない展開が続いた。昼からは動意も薄くなり、1.18ドル台な半ばでのもみ合いが続いた。ユーロ/円は東京では130円台後半で、やや上値の重い展開。ロンドンに入ると売り圧力が強まり、130円台半ばまで値を切り下げた。NY朝には131円に迫るまで買いが集まる場面が見られたものの、早々に息切れ。中盤以降は130円台後半でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 7/12/21 - 17:32
債券:小幅続落、CPIや30年債入札控えてやや持ち高調整の売り
[場況]
債券は小幅続落。明日に6月の消費者物価指数発表や30年債入札を控え、やや持ち高調整の売りが出た。夜間取引では買いが先行し、10年債利回りは1.3%台前半まで低下。しかし、通常取引に入って売り圧力が強まり、上昇に転じた。午後は入札結果を消化しながら売り買いが交錯。下げる場面もあったが、長続きしなかった。
Posted by 直 7/12/21 - 17:19
株式:続伸、これまでの流れ継いだ投機的な買い集まり最高値更新
[場況]
ダウ工業平均:34,996.18↑126.02
S&P500:4,384.63↑15.08
NASDAQ:14,733.24↑31.32
NY株式は続伸。ファンダメンタルズ面で新たな材料が見られた訳ではなかったが、これまでの流れを継いだ投機的な買いが相場を主導、主要3指数共に史上最高値を更新した。ダウ平均は寄り付きから買いが先行、早々に100ポイント以上値を切り上げる展開となった。中盤には上昇も一服となったものの、しっかりと高値圏を維持しての推移。午後に入っても新たな動きは見られず、狭いレンジ内でのもみ合いが続いた。
セクター別では、半導体や銀行株がしっかりと上昇したほか、保険や一般消費財も堅調に推移した。一方で金鉱株やバイオテクノロジーは下落、生活必需品や運輸株、エネルギー関連も上値が重かった。ダウ銘柄では、ウォルト・ディズニー(DIS)が4.15%の上昇となったほか、ゴールドマン・サックス(GS)も2%を超える上昇。JPモルガン・チェース(JPM)やインテル(INTC)も堅調に推移した。一方でシスコ・システムズ(CSCO)は0.95%の下落、セールスフォース・ドットコム(CRM)も下げが目立った。
Posted by 松 7/12/21 - 17:00
大豆:続伸、USDA需給報告は新味に欠けるも小麦やコーンにつれ高
[場況]
CBOT大豆8月限終値:1404-1/4↑25-0
シカゴ大豆は続伸。USDA需給報告は新味に欠けたものの、小麦やコーンの上昇につれ高となった。夜間取引で買いが先行し、8月限は上昇。通常取引で買いに弾みが付いて、1400セント台に値を伸ばした。USDA需給報告の発表後にはいったん出尽くし感から売りが膨らみ、1380セント台後半まで上げ幅を縮めたが、下値ですぐに買いが集まり、改めて1400セント台に上がった。
Posted by 直 7/12/21 - 16:54
コーン:反発、小麦の上昇追って買い優勢
[場況]
CBOTコーン9月限終値:545-1/4↑15-3/4
シカゴコーンは反発。USDA需給報告が決め手となる内容ではなかったが、小麦の上昇を追って買いが優勢となった。夜間取引で買いが集まり、9月限は上昇。通常取引でも流れを続け、540セントを超えた。USDA需給報告の発表後に売りに押されて一気に530セント台前半まで伸び悩んだが、すぐにピッチの速い買いとなって改めて強含み。本日のレンジも切り上げた。
Posted by 直 7/12/21 - 16:50
小麦:大幅反発、強いUSDA需給報告背景に買い進む
[場況]
CBOT小麦9月限終値:640-3/4↑25-3/4
シカゴ小麦は大幅反発。USDA需給報告が強い内容だったことを背景に買いが進んだ。夜間取引では売り買いが交錯し、9月限は方向感に欠ける展開だった。通常取引に入ってまず610セント割れ近くまで下げてからプラス圏に持ち直した。需給報告を受けるとピッチの速い買いによってほぼ一本調子の上昇にシフト。640セント台半ばまで上がった。
Posted by 直 7/12/21 - 16:47
USDAクロップ:大豆作柄は変わらず、着サヤは平年並みのペース
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・大豆
出所:米農務省、NY16:00発表
7月11日現在
大豆作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要18州平均 | 3% | 8% | 30% | 49% | 10% |
前週 | 3% | 8% | 30% | 49% | 10% |
前年 | 2% | 5% | 25% | 54% | 14% |
大豆開花進捗率 | 7月11日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 46% | 29% | 46% | 40% |
大豆着サヤ進捗率 | 7月11日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 10% | 3% | 10% | 10% |
Posted by 松 7/12/21 - 16:14
USDAクロップ:コーン作柄は僅かに改善、ドウ始まる
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・コーン
出所:米農務省、NY16:00発表
7月11日現在
コーン作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要18州平均 | 2% | 6% | 27% | 51% | 14% |
前週 | 2% | 7% | 27% | 50% | 14% |
前年 | 2% | 6% | 23% | 52% | 17% |
コーンシルキング進捗率 | 7月11日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 26% | 10% | 26% | 30% |
コーンドウ進捗率 | 7月11日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 3% | - | 3% | 3% |
Posted by 松 7/12/21 - 16:13
USDAクロップ:春小麦作柄はやや悪化、出穂は平年上回る
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・春小麦
出所:米農務省、NY16:00発表
7月11日現在
春小麦作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要6州平均 | 21% | 34% | 29% | 15% | 1% |
前週 | 18% | 32% | 34% | 14% | 2% |
前年 | 2% | 6% | 24% | 57% | 11% |
Posted by 松 7/12/21 - 16:11
USDAクロップ:冬小麦収穫は59%が終了、平年より遅れる
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・冬小麦
出所:米農務省、NY16:00発表
冬小麦収穫進捗率 | 7月11日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 59% | 45% | 66% | 65% |
Posted by 松 7/12/21 - 16:10
天然ガス:反発、気温上昇やLNG輸出需要の好調さが下支え
[場況]
NYMEX天然ガス8月限終値:3.749↑0.075
NY天然ガスは反発。目先の気温上昇予報やLNG輸出の好調さなどが下支えとなる中で投機的な買いが相場を主導、期近終値ペースで2018年12月以来の高値を更新した。8月限は夜間取引では売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりで上値の重い展開が続いた。朝方からは一転して買い意欲が強まり、通常取引開始後には3.70ドル台後半まで一気に値を回復。その後は再び売りに押し戻されたものの、3.70ドル台はしっかりと維持して下げ止まり、引けにかけては騰勢を強め、日中高値近辺まで値を戻した。
Posted by 松 7/12/21 - 15:27
石油製品:反落、原油が軟調に推移する中で売りに押される
[場況]
RBOBガソリン8月限:2.2772↓0.0148
暖房油8月限:2.1498↓0.0054
NY石油製品は反落、原油が軟調に推移する中でポジション整理の売りが膨らんだ。相場は夜間取引から売りが先行、早朝にかけてジリジリと値を切り下げる展開となった。その後は売りも一服、通常取引開始後には株価の上昇も支えとなる中で買いが集まったものの、プラス圏まで値を戻すことなく息切れ。最後までマイナス圏でも推移が続いた。
Posted by 松 7/12/21 - 15:06
原油:反落、投機的な売り先行も需要増加期待支えに下げ幅限定的
[場況]
NYMEX原油8月限終値:74.10↓0.46
NY原油は反落。先週後半の上昇の反動もあって投機的な売りが先行する展開となったが、景気の回復に伴う需要の増加期待が下支えとなる中、最後はしっかりと買いが集まり下げ幅を縮小した。8月限は夜間取引から売りが先行、早朝には73ドル台前半まで値を切り下げての推移となった。朝方には73ドル台後半まで値を回復、通常取引開始後には再び日中安値近辺まで売りに押し戻されたものの、中盤にかけては積極的に買いが集まり、74ドル台まで一気に値を回復した。そのままプラス転換するだけの勢いはなかったが、最後は74ドル台で取引を終了した。
Posted by 松 7/12/21 - 14:56
金:小幅反落、投機的な売りに押し戻されたものの下げ幅限定的
[場況]
COMEX金8月限終値:1,805.9↓4.7
NY金は小幅反落。先週までの買い戻しの勢いも一服、ドル高の進行などが重石となる中で投機的な売りが先行する展開となったが、押し目では買い意欲も強く下げ幅は限定的なものにとどまった。8月限は夜間取引から売りが先行、1,800ドルの節目割れを試すあたりまで値を切り下げての推移が続いた。通常取引開始後は改めて売り圧力が強まり、1,791ドルの安値まで下げ幅を拡大したものの、この水準ではしっかりと買いが集まり、早々に1,805ドル台まで値を回復。その後は値動きも落ち着き、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。
Posted by 松 7/12/21 - 14:08
コーヒー:反発、投機的な買い戻しがしっかりと相場を押し上げる
[場況]
ICE-USコーヒー9月限終値:154.00↑2.50
NYコーヒーは反発。需給面で新たな買い材料が出た訳ではなかったが、ここまでの下落は短期的な割安感が強まる中、投機的な買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。9月限は夜間の時間帯は売りが優勢となったものの、150セントの節目でしっかりと下げ止まり。早朝からは一転して買い意欲が強まりプラス圏を回復、NYに入っても上昇の勢いは衰えず、中盤には155セントに迫るまで値を切り上げる展開となった。その後は買いも一服となったが、最後まで高値圏を維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 7/12/21 - 13:55
砂糖:続落、ブラジルの圧搾ペース回復する中で売りに押される
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:16.99↓0.29
NY砂糖は続落、これまでの流れを継いだポジション調整の売りが相場を主導、終値ベースで6月22日以来の安値を更新した。ブラジルの圧搾ペースが回復したことも弱気に作用した。10月限は夜間の時間帯から売りが先行、17.10セント台までレンジを切り下げてのもみ合いとなった。NYに入ると改めて売り圧力が強まる展開、中盤までは17セントの節目で何とか下げ止まる格好となっていたが、昼にかけては16.90セント台まで下げ幅を拡大した。
Posted by 松 7/12/21 - 13:54
21/22年中国コーン生産見通し修正なし、前年から4.27%増加
[穀物・大豆]
中国農務省は12日、同国の2021/22年度コーン生産が2億7181万トンとの見通しを示した。従来予想から修正なしで、前年から4.27%増加する。消費予想が2億9370万トンで、前年との比較にして2.63%増加。輸入は2000万トンで、前年から9.09%減少を見通す。消費と輸入も据え置いた。
Posted by 直 7/12/21 - 13:45
21/22年中国大豆輸入見通し据え置き、前年比1.55%増加・農務省
[穀物・大豆]
中国農務省は12日、同国の2021/22年度大豆輸入見通しを1億200万トンで据え置いた。前年から1.55%の増加になる。消費予想が前年比2.43%増の1億1908万トンで、これも修正なし。2021/22年度の生産は1865万トンの見通しを維持し、前年に比べ4.85%減少になる。
Posted by 直 7/12/21 - 13:44
21/22年度中国砂糖消費と輸入、生産見通し据え置き・農務省
[砂糖]
中国農務省は12日、同国の2021/2年度砂糖消費が前年比横ばいの1550万トンになるとの見通しを示した。5月に初回予想を発表してから修正なし。輸入予想も前年と同水準の450万トンを維持。生産については、1031万トンの見通しで変わらない。前年から3.37%減少。大半を占める砂糖きびからの生産は917万トン、前年比にして0.44%増加になり、ビートからの生産が25.97%落ち込み、114万トンにとどまる見通しという。
Posted by 直 7/12/21 - 13:44
10年債入札リ・オープン、応札倍率は2.39、最高利回りは1.371%
[金融・経済]
10年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル (Re-Opening)
10年債 | 応札額 | 発行額 | 応札倍率 | 前回(6/9) |
合計 | 90719.4 | 38000.1 | 2.39 | 2.58 |
競争入札分 | 90709.8 | 37990.5 | 2.39 | 2.58 |
顧客注文比率(外国中銀含む) | 63.48% | 65.04% | ||
最高落札利回り(配分比率) | 1.371% | (52.61%) | 1.497% |
Posted by 松 7/12/21 - 13:06
USDA需給:砂糖在庫は引き上げ、生産減少も輸入が大幅引き上げ
[砂糖]
USDA需給報告・砂糖
出所:米農務省、NY12:00発表、単位1,000トン
砂糖 | 21/22年 | 修正 | 前年比 | 20/21年 | 修正 | 19/20年 |
生産 | 9008 | ↓ 302 | ↓2.99% | 9286 | ↓ 13 | 8149 |
ビート糖 | 5033 | ↓ 192 | ↓1.58% | 5114 | ↓ 4 | 4351 |
砂糖きび糖 | 3975 | ↓ 110 | ↓4.72% | 4172 | ↓ 9 | 3798 |
輸入 | 3136 | ↑ 484 | ↓0.06% | 3138 | ↑ 34 | 4143 |
>輸入枠内 | 1387 | →0 | ↓21.99% | 1778 | ↑ 105 | 2152 |
食用消費 | 12125 | →0 | →0.00% | 12125 | →0 | 12224 |
期末在庫 | 1656 | ↑ 204 | ↓6.81% | 1777 | ↑ 22 | 1618 |
在庫率 | 13.50% | ↑ 1.66 | - | 14.49% | ↑ 0.18 | 12.89% |
Posted by 松 7/12/21 - 12:31
USDA需給:世界在庫は小麦が引き下げ、コーンと大豆は引き上げ
[穀物・大豆]
USDA需給報告・世界
出所:米農務省、NY12:00発表、単位100万トン
21/22年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 20/21年 | 修正 | 市場予想 | |
小麦 | |||||||
生産 | 792.40 | ↓ 2.04 | ↑ 2.14% | - | 775.82 | →0.00 | - |
消費 | 790.89 | ↓ 0.23 | ↑ 0.76% | - | 784.95 | ↑ 3.40 | - |
期末在庫 | 291.68 | ↓ 5.12 | ↑ 0.52% | 295.41 | 290.18 | ↓ 3.30 | 293.48 |
コーン | |||||||
生産 | 1194.80 | ↑ 4.95 | ↑ 6.62% | - | 1120.65 | ↓ 4.38 | - |
消費 | 1183.47 | ↑ 2.43 | ↑ 3.25% | - | 1146.25 | ↓ 3.63 | - |
期末在庫 | 291.18 | ↑ 1.77 | ↑ 4.04% | 288.97 | 279.86 | ↓ 0.74 | 279.76 |
大豆 | |||||||
生産 | 385.22 | ↓ 0.30 | ↑ 5.95% | - | 363.57 | ↓ 0.50 | - |
消費 | 381.09 | ↑ 0.31 | ↑ 3.30% | - | 368.92 | ↓ 0.07 | - |
期末在庫 | 94.49 | ↑ 1.94 | ↑ 3.28% | 92.57 | 91.49 | ↑ 3.49 | 87.62 |
Posted by 松 7/12/21 - 12:28
USDA需給:国内在庫は小麦が予想下回る、コーンと大豆予想以上
[穀物・大豆]
USDA需給報告
出所:米農務省、NY12:00発表、単位:100万ブッシェル、イールドはブッシェル/エーカー
小麦 | 21/22年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 20/21年 | 修正 | 市場予想 |
>イールド | 45.8 | ↓ 4.9 | ↓7.85% | - | 49.7 | →0.0 | - |
>生産 | 1746 | ↓ 152 | ↓4.38% | 1347 | 1826 | →0 | - |
期末在庫 | 665 | ↓ 105 | ↓21.21% | 729 | 844 | ↓ 8 | 845 |
コーン | 21/22年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 20/21年 | 修正 | 市場予想 |
>イールド | 179.5 | →0.0 | ↑ 4.36% | 178.8 | 172.0 | →0.0 | - |
>生産 | 15165 | ↑ 175 | ↑ 6.93% | 15115 | 14182 | →0 | - |
期末在庫 | 1432 | ↑ 75 | ↑ 32.35% | 1402 | 1082 | ↓ 25 | 1088 |
大豆 | 21/22年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 20/21年 | 修正 | 市場予想 |
>イールド | 50.8 | →0.0 | ↑ 1.20% | 50.7 | 50.2 | →0.0 | - |
>生産 | 4405 | →0 | ↑ 6.53% | 4394 | 4135 | →0 | - |
期末在庫 | 155 | →0 | ↑ 14.81% | 148 | 135 | →0 | 134 |
Posted by 松 7/12/21 - 12:22
3年債入札、応札倍率は2.41と前回下回る、最高利回り0.426%
[金融・経済]
3年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル
3年債 | 応札額 | 発行額 | 応札倍率 | 前回(6/8) |
合計 | 139844.4 | 58000.1 | 2.41 | 2.47 |
競争入札分 | 139806.3 | 57962.0 | 2.41 | 2.47 |
顧客注文比率(外国中銀含む) | 53.17% | 54.17% | ||
最高落札利回り(配分比率) | 0.426% | (52.23%) | 0.325% |
Posted by 松 7/12/21 - 11:37
輸出検証高:小麦は前週から増加、コーンと大豆は減少
[穀物・大豆]
USDA輸出検証高
出所:米農務省、NY11:00発表、単位1,000トン
7月8日 | 前週比 | 前年比 | 期初来 | 前年比 | |
小麦 | 424.3 | ↑17.3% | ↓35.7% | 2323.8 | ↓24.4% |
コーン | 994.0 | ↓19.6% | ↑8.3% | 59146.0 | ↑67.6% |
大豆 | 200.9 | ↓3.5% | ↓58.4% | 57655.5 | ↑52.3% |
Posted by 松 7/12/21 - 11:33
ブラジル中南部サフリーニャコーン収穫、8日時点で20%終了
[穀物・大豆]
ブラジルの農業顧問アグルーラルによると、ブラジル中南部の2021年サフリーニャコーン収穫は7月8日時点で20%終了した。前週の12%からアップとなり、収穫進捗に寄与したとコメント。それでも、作付の遅れによる影響から、前年同期の35%は下回る。
マットグロッソ州の収穫が最終段階にあり、ゴイアス州やサンパウロ州、ミナスジェライス州でも作業が進んだという。一方、パラナ州とマットグロッソ・ド・スル州の一部で収穫が始まったが、収穫できるコーン自体が少ないことを指摘。両収納農家はむしろ6月と7月の寒波の被害調査に焦点を当てているという。またいずれの州では7月後半に降雨の予報となっており、さらなる品質悪化に懸念を示した。
Posted by 直 7/12/21 - 10:24
21/22年ブラジル中南部砂糖きび圧搾、6月後半は前年比4.39%増加
[砂糖]
ブラジル砂糖きび生産者協会(Unica)が発表した国内中南部の2021/22年度(4-3月)砂糖きび収穫報告によると、6月後半の圧搾高は4501万2000トンと、前年同期から4.39%増加した。4月に新年度入りしてから、前年比プラスとなったのは5月後半以来2回目となる。2021/22年度の圧搾高は7月1日時点で2億1093万3000トンになり、前年同期を8.45%下回っている。
6月後半の砂糖生産は289万2000トンと、前年との比較にして5.63%の増加に転じた。エタノールは5.73%のプラス転換で、無水エタノールだけなら43.88%の増加と、前半の15.02%以上の伸びとなった。含水エタノールは10.86%の減少と年初からの減少基調を維持しているが、前半の15.26%より小幅減にとどまった。2021/22年度の砂糖生産は1日時点で1225万6000トン、前年から8.16%減少した。エタノールは前年比4.24%減の96億2700万リットルとなった。
1日時点での砂糖きび1トンあたりの糖分含有量(ATR)は132.91キログラムと、前年同期の131.09キログラムを上回った。砂糖きびの消費比率は砂糖生産が前年同期の46.37%から45.88%に低下、エタノール生産は53.63%から54.12%に上がった。
Posted by 直 7/12/21 - 10:10
21/22年ロシア小麦輸出、前年18%上回る
[穀物・大豆]
ロシアの連邦動物植物検疫監督局(Rosselkhoznadzor)によると、同国の2021/22年度(7-6月)小麦輸出は8日時点で29万8500トンと、前年同期を18%上回った。コーンは4万トン。穀物全体で36万5700トンという。
Posted by 直 7/12/21 - 09:18
21/22年ウクライナ穀物輸出、7月12日時点で前年20%下回る
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、2021/22年度穀物輸出(7-6月)は12日時点で57万5000トンと、前年同期を20%下回った。今シーズンが始まって前年比プラスが続いていたのからマイナス転落した格好になる。このうちコーンが34万トンで、8.1%ダウン。一方、小麦は21万トンになり、前年を32.1%上回った。
Posted by 直 7/12/21 - 09:15
インドの2021年雨期作付、9日時点で前年10.4%下回る
[穀物・大豆]
インド農務省によると、2021年の雨期(カリフ)農作物作付は9日時点で4998万7000ヘクタール終了し、前年同期を10.4%下回った。作物別に、油種が10.8%ダウンとなって1125万5000ヘクタールで、大豆だけなら11.1%減の821万4000ヘクタール。綿花や豆類も前年割れの状態で、モンスーンの降雨不足が背景にある。モンスーン到来時の降水量に問題はなかったが、気象局(IMD)によると7月1−7日の間は過去平均を下回った。
ただ、ほかの作物の作付が大きく遅れている中、砂糖きびについては535万6000ヘクタールとなり、前年同期を1.7%上回った。
Posted by 直 7/12/21 - 09:01
21/22年アルゼンチン大豆生産見通し、15.1%増加・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、アルゼンチンの2021/22年度大豆生産は5120万トンと、前年比15.1%増の見通しとなった。従来の5100万トンから若干修正となった。作付が前年比1.2%増の1750万へクタール。イールドは前年の2.9143トンから3.0118トンに改善予想である。
2021/22年度圧搾は4250万トンの予想で、前年との比較にして3.7%の増加になる。また、従来の4200万トンもちやや上回る。輸出見通しは650万トンで修正なし、前年から30%増加する。期末在庫が1292万8000トン、9.8%増加予想となった。
Posted by 直 7/12/21 - 08:34
9日のOPECバスケット価格は74.18ドルと前日から2.21ドル上昇
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
7/9 (金) | 74.18 | ↑2.21 |
7/8 (木) | 71.97 | ↓1.61 |
7/7 (水) | 73.58 | ↓2.36 |
7/6 (火) | 75.94 | ↑0.23 |
7/5 (月) | 75.71 | ↑0.50 |
Posted by 松 7/12/21 - 05:50
7/12(月)の予定
[カレンダー]
経済指標
・3年債入札 (11:30)
・10年債入札 (Re-Opening) (13:00)
エネルギー
・ガソリン・ディーゼル小売価格 (17:00)
農産物
・USDA輸出検証高 (11:00)
・USDA需給報告 (12:00)
・USDA需給報告・世界 (12:00)
・USDAクロップレポート (16:00)
Posted by 松 7/12/21 - 05:45
2021年07月09日(金)
ブラジル・サンパウロ州無水アルコール価格は前週から2.79%上昇
[エタノール]
ブラジルサンパウロ州アルコール価格指数
出所:サンパウロ州立大Cepea、単位:ブラジルレアル/リットル
期間 | 無水アルコール | 前週比 | 前年比 | 含水アルコール | 前週比 | 前年比 |
7/5〜 7/8 | 3.3373 | ↑ 2.79% | ↑ 82.66% | 2.9235 | ↑ 3.16% | ↑ 81.57% |
6/28〜 7/2 | 3.2467 | ↓ 0.22% | ↑ 77.80% | 2.8339 | ↑ 1.01% | ↑ 77.21% |
6/21〜 6/25 | 3.2538 | ↓ 3.42% | ↑ 73.89% | 2.8057 | ↓ 2.42% | ↑ 73.56% |
6/14〜 6/18 | 3.3691 | ↓ 2.20% | ↑ 79.57% | 2.8753 | ↓ 4.17% | ↑ 73.14% |
Posted by 松 7/9/21 - 17:40
FX:円安、米株が大きく反発する中で投資家のリスク志向強まる
[場況]
ドル/円:110.03、ユーロ/ドル:1.1875、ユーロ/円:130.76 (NY17:00)
為替は円安が進行。米株が前日の調整から大きく値を回復、投資家のリスク志向が強まる中で円に売りが膨らんだ。ドル/円は東京から買いが優勢、午後には110円台を回復しての推移となった。ロンドンに入ると買いも一服、110円の節目を挟んだレンジ内で方向感なく上下を繰り返す展開、NYに入ると株価の上昇につれて改めて買い意欲が強まり、110円台前半まで値を切り上げた。
ユーロ/ドルは東京では売りが優勢、1.18ドル台前半で上値の重い展開が続いた。ロンドンに入ると一転して買い意欲が強まり、1.18ドル台後半まで値を回復。NYに入っても堅調な相場展開が続いた。ユーロ/円は東京では130円の節目をやや上回ったあたりを中心としたもみ合い、ロンドンに入ると130円台前半まで値を切り上げた。NYに入ると改めて騰勢を強める格好となり、130円台後半まで上げ幅を拡大、中盤以降は買いも一服となったが、高値圏をしっかりと維持しての推移が続いた。
Posted by 松 7/9/21 - 17:19
債券:反落、買い一服感強まり来週に国債入札控えて売り膨らむ
[場況]
債券は反落。このところ買いが続いて一服感が強まり、また来週に国債入札を控えて需給をにらみ売りが膨らんだ。夜間取引から売りが優勢となり、10年債利回りは1.3%台に上昇。通常取引に入ってさらに売りが進み、1.3%台半ばに上がった。
Posted by 直 7/9/21 - 17:17
株式:大幅反発、前日の反動から投機的な買い戻しが加速
[場況]
ダウ工業平均:34,870.16↑448.23
S&P500:4,369.55↑48.73
NASDAQ:14,701.92↑142.13
NY株式は大幅反発。新たな買い材料が出た訳ではなかったが、前日の下落の反動もあり、日中を通じてしっかりと買いが集まる展開となった。ダウ平均は寄り付きから大きく買いが先行、早々に400ポイント以上値を伸ばす展開となった。中盤には買いも一服となったものの、ポジション調整の売りに大きく押し戻されることもなく、最後まで高値近辺をしっかりと維持したまま取引を終了した。
セクター別では、ほぼ全てのセクターが上昇。中でも銀行株が大きく値を伸ばしたほか、運輸株や金鉱株、保険、エネルギー関連、半導体もしっかりと上昇した。ダウ銘柄では、ゴールドマン・サックス(GS)が3.57%の上昇となったほか、トラベラーズ(TRV)、JPモルガン・チェース(JPM)も3%を超える伸びを見せた。一方でセールスフォース・ドットコム(CRM)とメルク(MRK)の2銘柄、小幅ながら下落した。
Posted by 松 7/9/21 - 16:59
大豆:反発、USDA需給報告発表控えてポジション調整の買い優勢
[場況]
CBOT大豆8月限終値:1379-1/4↑14-0
シカゴ大豆は反発。週明け12日にUSDA需給報告の発表を控え、ポジション調整の買いが優勢となった。USDAへのメキシコ向け輸出成約報告も寄与。夜間取引で買いが入り、8月限はじりじりと上昇した。1370セント台後半に上がっていったん買いが一服。通常取引では前日終値を下回る場面もあったが、下値ですぐに買いが集まってプラス圏に回復。しっかりと値を伸ばし、何度か1380セントを超えた。
Posted by 直 7/9/21 - 16:48
コーン:続落、降雨予報や低調な週間輸出成約高背景に売り膨らむ
[場況]
CBOTコーン9月限終値:529-1/2↓7-1/4
シカゴコーンは続落。米中西部の降雨予報や低調な週間輸出成約高を背景に売り膨らんだ。夜間取引から売りの展開となり、9月限は下落。朝方にかけてペースが速まり、通常取引開始後には520セント台に下がった。520-3/4セントと4月14日以来の安値を付けてから下げ渋っても、530セントを超えると改めて弱含んだ。
Posted by 直 7/9/21 - 16:43
小麦:続落、テクニカル要因や収穫圧力から売りに押される
[場況]
CBOT小麦9月限終値:615-0↓3-0
シカゴ小麦は続落。テクニカル要因や収穫圧力から売りに押された。夜間取引で売りが台頭し、9月限は下落となった。朝方にかけて一時下げ渋っても、前日終値を超えると売りが進みマイナス圏に戻り、通常取引に入って一段と下げた。609-1/2セントと4月5日以来の安値を更新し、その後もペースが鈍るだけで、売りの流れが止まることはなかった。
Posted by 直 7/9/21 - 16:36
CFTC建玉報告
[CFTC建玉報告]
CFTC建玉報告
出所:米商品先物取引委員会(CFTC)、NY15:30発表
7月6日 現在、 先物 + オプション サマリー
大口トレーダー(ノン・コマーシャル) | ネット・ポジション | 前週比 |
NYMEX-原油 | △ 569350 | ▼ 25116 |
NEMEX-RBOBガソリン | △ 24617 | ▼ 830 |
NYMEX-暖房油 | △ 50843 | ▼ 13394 |
NYMEX-天然ガス | ▼ 106582 | ▼ 7096 |
COMEX-金 | △ 192051 | △ 24364 |
_ | ||
CBOT-小麦 | △ 6537 | ▼ 10875 |
CBOT-コーン | △ 314672 | ▼ 27117 |
CBOT-大豆 | △ 92411 | ▼ 1578 |
ICE US-粗糖 | △ 265966 | △ 25810 |
ICE US-コーヒー | △ 44477 | ▼ 7091 |
_ | ||
IMM-日本円 | ▼ 73275 | △ 115 |
IMM-ユーロFX | △ 72903 | ▼ 12601 |
CBOT-DJIA (x5) | △ 6315 | △ 7193 |
CME-S&P 500 | △ 70961 | △ 21112 |
Posted by 松 7/9/21 - 15:31
天然ガス:小幅反落、冷房需要の増加観測下支えも最後は売り優勢
[場況]
NYMEX天然ガス8月限終値:3.674↓0.014
NY天然ガスは小幅続伸。目先米国の広い範囲で平年以上の気温が続くとの予報に大きな変化がない中、冷房需要の増加観測が下支えとなる中で買いが集まった。8月限は夜間取引では売りが先行、前日の上昇の反動もあり、ポジション整理の動きが相場を主導する展開となった。朝方にまとまった買いが入ると、あっさりとプラス圏を回復。通常取引開始後は3.70ドル台前半を中心としたレンジ内でのもみ合いが継続、午後からは上値が重くなり、小幅ながらもマイナス転落して取引を終了した。
Posted by 松 7/9/21 - 14:47
石油製品:続伸、原油や株の上昇支えにしっかりと買い集まる
[場況]
RBOBガソリン8月限:2.2920↑0.0368
暖房油8月限:2.1552↑0.0348
NY石油製品は続伸、原油や株の上昇を好感、景気の回復に伴う需要が増加を続けるとの見方が下支えとなる中でしっかりと買いが集まった。相場は夜間取引から堅調に推移、通常取引開始後には改めてか意欲が強まる格好となり、中盤にかけて大きく上げ幅を拡大する展開となった。昼前には買いも一服となったものの、最後まで高値圏をしっかりと維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 7/9/21 - 14:43
原油:続伸、需要増加期待や在庫の取り崩し支えに買い集まる
[場況]
NYMEX原油8月限終値:74.56↑1.62
NY原油は続伸。景気の急速な回復に伴う需要の増加に対する期待や、足元で在庫の取り崩しが続いていることが下支えとなる中、日中を通じてしっかりと買いが集まる展開となった。8月限は夜間取引から買いが先行、朝方には73ドル台後半まで値を切り上げての推移となった。通常取引開始後には改めて買い意欲が強まり、74ドル台後半まで上げ幅を拡大。昼前には買いも一服となったが、ポジション整理の売りに押し戻されることもなく、最後まで高値圏を維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 7/9/21 - 14:43
2020/21年度英小麦輸出、5月時点で前年から82.9%減少
[穀物・大豆]
英国の税関データによると、2020/21年度(7-6月)小麦輸出は5月時点で19万4983トンとなり、前年同期から82.9%減少した。欧州連合(EU)向けが81.4%減って17万1189トン。非EU向けは2万3795トンで、前年を89.3%下回る。
一方、2020/21年度の小麦輸入は5月まであわせて227万7582トンになり、前年の2.3倍に膨らんだ。EU諸国からの輸入が前年の3.5倍の171万3877トン。非EU産輸入は前年比8.5%増の56万3706トンとなった。
Posted by 直 7/9/21 - 13:53
ウクライナ穀物収穫開始、9日時点で137万トン・農務省
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、国内の2021年穀物収穫が始まり、9日時点で137万トンとなった。小麦だけで32万5600トンになり、イールドが3.15トンという。農務省は、好天気が寄与して最終的に7600万トンになると予想。前年から17%増加になる。
Posted by 直 7/9/21 - 13:47
金:反発、対ユーロでのドル安好感し投機的な買い集まる
[場況]
COMEX金8月限終値:1,810.6↑10.4
NY金は反発。対ユーロでのドル安の進行が下支えとなる中で、投機的な買いが相場を主導する展開となった。米長期金利の上昇は重石とならなかった。8月限は夜間取引から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。朝方には売りに押されマイナス転落する場面も見られたものの、通常取引開始後は改めて騰勢を強める格好となり、中盤には1,810ドル台まで値を切り上げた。その後は買いも一服となったものの、最後まで高値圏をしっかりと維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 7/9/21 - 13:46
コーヒー:小幅反落、前日までの上昇の反動もあって売りに押される
[場況]
ICE-USコーヒー9月限終値:151.50↓0.75
NYコーヒーは小幅反落。需給面で新たな材料が見当たらない中、前日までの上昇の反動もあってテクニカルな売りが相場を主導する展開となった。9月限は夜間の時間帯から売りが先行、朝方には150セントの節目を割り込むまで値を切り下げての推移が続いた。NYに入ると売りも一服となり、151セント台まで買い戻しが集まったものの、プラス圏を回復するには至らず。中盤以降は動意も薄くなり、151セント台の狭いレンジ内でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 7/9/21 - 13:24
砂糖:続落、材料難の中でポジション整理の売りが相場を主導
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:17.28↓0.17
NY砂糖は続落。需給面で新たな材料が出たわけではなかったが、これまでの流れを継いだポジション整理の売りが相場を主導した。10月限は夜間の時間帯から売りが先行、17.30セント台までレンジを切り下げてのもみ合いが続いた。NYに入ると改めて売り圧力が強まり、17.10セント台まで一気に下げ幅を拡大。その後は売りも一服、中盤にかけては17.30セント近辺まで値を戻しての推移が続いたが、引けにかけては再び上値が重くなった。
Posted by 松 7/9/21 - 13:13
米国内で稼動中のリグ(掘削機)は479基と前週から4基増加
[エネルギー]
北米稼動リグ(掘削機)数
出所:ベーカーヒューズ社
7月9日 | 前週比 | 前年比 | (%) | |
米国合計 | 479 | ↑ 4 | ↑ 221 | ↑85.66% |
>陸上油田 | 461 | ↑ 2 | ↑ 215 | ↑87.40% |
>メキシコ湾 | 17 | ↑ 3 | ↑ 5 | ↑41.67% |
カナダ | 137 | ↑ 1 | ↑ 111 | ↑426.92% |
北米合計 | 616 | ↑ 5 | ↑ 332 | ↑116.90% |
Posted by 松 7/9/21 - 13:03
インド主要給水所貯水量、前年下回るも平均以上・水資源省
[天候]
インド水資源省によると、130ヶ所ある主要給水所の貯水量は7月8日時点で最大能力の31%に相当する544億6600万立方メートルとなった。前年同期を2ポイント下回った。ただった、過去10年平均に比べると8%上昇。
インドの給水所は、飲用にはもちろんのこと、国内で灌漑農地が約半分しかないことから、大豆やコーン、砂糖きびなどの作付や生育に欠かせない。一方で、モンスーンの降雨による影響も大きく、今年は地域別に降雨がまちまちと言われ、雨期(カリフ)の作物作付もばらつきがある。
Posted by 直 7/9/21 - 10:35
5月卸売在庫は前月から1.34%増加、予想上回る
[経済指標]
卸売在庫・在庫率
出所:米国勢調査局、NY10:00発表、季節調整値、単位100万ドル
21年5月 | 前月比 | 21年4月 | 市場予想 | ||
卸売在庫 | 709814 | ↑1.34% | ↑1.10% | ↑1.1% | |
卸売在庫率 | 1.231 | ↑0.007 | 1.225 |
Posted by 松 7/9/21 - 10:01
オーストラリア、南部で冬から春にかけて平均以上の降雨の可能性
[天候]
オーストラリア気象局は、インド洋赤道域の西部と東部の海面水温差の影響で起きるインド洋ダイポード現象(IOD)の影響から南半球の冬から春にかけて国内南部で平均以上の降雨になる可能性を示した。IODの負の基準であるマイナス0.4℃を6週間連続下回った。直近週はマイナス0.27℃に上がったが、ほとんどの気象モデルから再び基準を下回る見通しと指摘。冬に向けて負の状態が続き、多雨になるとの見方を示した。6月に降雨が多かったのもIODの負の状態が発達した結果かもしれないという。
Posted by 直 7/9/21 - 09:24
メキシコ向けで22.86万トンの大豆輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は9日、民間業者からメキシコ向けで22万8600トンの2021/22年度産大豆輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 7/9/21 - 09:12
21/22年ウクライナ穀物輸出、7月9日時点で前年の2倍超
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、7月に始まった2021/22年度穀物輸出は9日時点で51万8000トンと、前年同期の2倍超となった。このうち小麦が17万8000トン、前年の13倍以上に膨らんだ。コーンは33万3000トンで、5.4%の増加。
Posted by 直 7/9/21 - 08:55
ロシア穀物・豆類収穫、8日時点で513.7万トンと前年大きく下回る
[穀物・大豆]
ロシア政府傘下機関によると、国内の2021年穀物・豆類収穫は8日時点で513万7000トンと、前年同期を大きく下回った。面積にして153万ヘクタール、イールドが3.36トン。小麦は94万7800ヘクタールから291万トンが収穫済み、イールドが3.07トンとなった。
Posted by 直 7/9/21 - 08:50
輸出成約高:小麦とコーンは前週から増加、大豆は減少
[穀物・大豆]
USDA輸出成約高
出所:米農務省、NY8:30発表、単位1,000トン
7/1/21 | 今年度 | 次年度 | 合計 | 前週比 | 市場予想 | |
小麦 | 290.8 | 0.0 | 290.8 | ↑28.5% | 200.0 〜450.0 | |
コーン | 173.2 | 198.2 | 371.4 | ↑349.6% | 0.0 〜950.0 | |
大豆 | 63.8 | 118.5 | 182.3 | ↓89.7% | 100.0 〜775.0 | |
大豆ミール | 211.8 | 55.8 | 267.6 | ↓35.9% | 150.0 〜600.0 | |
大豆油 | ▲0.4 | 0.0 | ▲0.4 | - | 0.0 〜15.0 |
Posted by 松 7/9/21 - 08:33
2021年ブラジル大豆輸出見通し、100万トン上方修正・Abiove
[穀物・大豆]
ブラジルの油種加工業協会(Abiove)は6月30日付レポートで、同国の2021年大豆生産輸出が8670万トンと、過去最高を更新する見通しを示し、また前月時点での8570万トンから100万トン引き上げた。前年比にすると4.5%増加。生産は前年比7.4%増の1億3750万トンで据え置き。生産も過去最高更新の見方である。圧搾も4650万トンの予想を維持した。前年から0.7%の減少になる。国内の2021年大豆ミール消費は前年比8.2%減の1740万トンで修正なし。
Posted by 直 7/9/21 - 08:24
21/22年アルゼンチン小麦作付、7月7日時点で91.3%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所の週次クロップレポートによると、同国の2021/22年度小麦作付は7月7日時点で650万ヘクタールの事前予想の91.3%終了した。前週から7.2ポイントアップ、また前年同期を4.5ポイント上回る。中部や北部で晴れ間が広がり、作業が大きく進んだとコメント。一方、南部では降雨が発芽に寄与したことを指摘し、分げつ期に入った小麦もあるという。
Posted by 直 7/9/21 - 08:20
20/21年アルゼンチンコーン収穫、7月7日時点で56%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所の週次クロップレポートによると、2020/21年度コーン収穫は7月7日時点で4800万トンの事前予想の56%終了した。前週を3.4ポイント上回るが、降雨で作業がスムーズに進まない地域があったという。イールドが当初の予想以上であることから、生産見通しも修正なしとした。なお、収穫は前年同期に80%を超えていたのに比べると大幅に遅れている。
Posted by 直 7/9/21 - 08:19
8日のOPECバスケット価格は71.97ドルと前日から1.61ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
7/8 (木) | 71.97 | ↓1.61 |
7/7 (水) | 73.58 | ↓2.36 |
7/6 (火) | 75.94 | ↑0.23 |
7/5 (月) | 75.71 | ↑0.50 |
7/2 (金) | 75.21 | ↑0.34 |
Posted by 松 7/9/21 - 03:29
7/9(金)の予定
[カレンダー]
経済指標
・5月卸売在庫・在庫率 (10:00)
エネルギー
・北米稼動リグ(掘削機)数 (13:00)
農産物
・USDA輸出成約高 (08:30)
・ブラジルサンパウロ州アルコール価格指数
・CFTC建玉報告 (15:30)
納会日
・コーヒー 8月限OP 納会
Posted by 松 7/9/21 - 03:26
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