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2008年08月12日(火)

USDA需給:コーン在庫は予想上回る上方修正、大豆は引き下げ
  [穀物・大豆]

米農務省が12日に発表した8月の需給報告によると、08/09年度の米国内小麦需給は、生産が24億6,200万ブッシェルと前月から100万ブッシェル強の引き上げとなった。硬質赤色種が1,500万ブッシェル引き上げられる一方、白色種、春小麦、デュラム小麦の生産は引き下げられた。需要面では飼料および残余がコーンをはじめとした他の飼料供給が増加したことにより3,500万ブッシェルの引き下げとなり、これを受け期末在庫は5億7,400万ブッシェルと3,700万バレル引き上げられた。在庫率は25.0%まで回復している。

コーン需給は生産が前月から5億7,300万ブッシェルの大幅引き上げ、7月以降生育に適した天候が続いたことを受け、イールドが1エーカー155.0ブッシェルまで一気に6.6ブッシェルも引き上げられたのが背景にある。これが実現すれば生産は前年に、イールドは04/05年度に次ぐ過去2番目に高い水準となる。需要面では価格下落を受けてエタノール需要が1億5,000万ブッシェル引き上げられたほか、飼料および残余も1億ブッシェル引き上げられた。エタノール需要は07/08年度も5,000万ブッシェル引き上げられている。08/09年度の期末在庫は11億3,300万ブッシェルと前月から3億ブッシェルの上方修正、在庫率は8.9%まで回復した。イールド、在庫とも市場予想を大きく上回っており、かなり弱気のサプライズと見て良いだろう。

大豆需給は生産が29億7,300万ブッシェルと前月から2,700万ブッシェルの下方修正。イールド見通しが1エーカー40.5ブッシェルと1.1ブッシェル引き下げられたことが主な要因で、これは市場予想もかなり下回った。USDAではこれまで過去の傾向に沿ったイールド推定を行っていたが、今回より現地調査に基づいた見通しに切り替えている。需要面では国内圧搾需要が1,500万ブッシェルの引き下げ、期末在庫は1億3,500万ブッシェルと500万ブッシェル引き下げられ、前年度と同じ水準となった。大豆の作柄は今後も天候に影響される可能性が残っており、イールドが当初の推定ほど高くなかったことは強気のサプライズとなりそうだ。

Posted by 直   

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