2008年08月14日(木)
失業保険申請件数は前週から1万件減少、予想は上回る
[経済指標]
米労働省が発表した9日までの週の失業保険新規申請件数は45万件となった。前週を1万件下回り、5週間ぶりの減少である。それでも、申請件数はこれで4 週続けて労働市場の不振サインとなる40万台。市場予想と比べても高い。また、前週分が速報段階での45万5000件から46万件に改定となった。
労働省は引き続き6月に議会が承認した失業保険の更新期間延長に伴って新規申請する向きが大きく増えことを申請件数が高水準で推移している理由に挙げている。しかし、レイオフの増加にも認識を示していることが報じられている。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は44万500件だった。報道によると2002年4月以来の高水準。前週時点での42万1000 件(修正値)を上回った。
Posted by 直