2008年08月26日(火)
2007/08年度英国小麦輸出、前年比3割減・HGCA
[穀物・大豆]
英穀物局(HGCA)は26日、6月に終わった2007/08年度の小麦輸出が前年比30%減少して150万トンだったと発表した。スペインとポルトガルではそれぞれの生産改善に伴い英国からの買い付け需要減少となったことが背景にあるという。当局データによると、スペイン向け出荷は国別で最も多かったが、それでも62%減の44万9836トンだった。ポルトガル向けは39%減の18万5364トンとしている。
スピンとポルトガルへの輸出ダウンの一方で、欧州連合以外への出荷は伸びたと伝えている。特に来たアフリカからの需要が増え、モロッコ向けは前年度の 5250トンから6万4741トン、アルジェリア向けは19トンから2万407トンにそれぞれ激増。前年度はゼロだったチュニジアには5万2500トン売却したという。
輸入は前年から49%増えて140万トンだったという。
Posted by 直