2008年08月26日(火)
7月新築住宅販売は前月比2.39%増、予想は下回る
[経済指標]
米商務省によると、7月の新築一戸建て住宅販売は年率で前月比2.39%増の51万5000戸となった。6月の販売件数が速報段階での53万戸から50万 3000戸に改定となり、このため7月は3ヶ月ぶりのプラス転換。市場予想は下回った。なお、5月の販売件数も従来推定53万3000戸から51万 4000戸に改定となっている。
市場別での販売はまちまちである。北東部で38.89%と大幅増加となり、50万戸は1月以来の高水準。西部では9.91%増え、こちらは3ヶ月ぶりの高水準だ。一方、中西部の販売が8.22%減の6万7000戸だった。これは1991年1月に遡る低水準。南部で2.47%のマイナスとなり、27万6000戸は1995年4月以来の最小規模となる。前年比較では全国あわせて35.30%減少した。西部で 42.72%落ち込み、中西部と南部も全体以上のマイナスとなったが、北東部の販売だけが前年を4.17%上回った。
住宅ストックが前月比5.24%減の41万6000戸となった。15ヶ月連続ダウンで、 2004年10月以来の低水準。住宅ストックは10.1ヶ月分に相当し、前月の10.7ヶ月(修正値)から2月以来の水準に下がった。販売価格は中間値で前年比6.30%下落して23万700ドル。平均値は前年より4.07%低い。
Posted by 直