2008年09月25日(木)
失業保険申請件数は前週から3.2万件増加、予想上回る
[経済指標]
米労働省が発表した9月20日までの週の失業保険新規申請件数は49万3000件となった。前週から3万2000件増加。労働市場の好不調のバロメーターとみなされる40万を10週間連続して超え、また直近週は2001年9月29までの週以来の高水準である。市場予想も大きく上回った。なお、前週の申請件数は速報段階での45万5000件から46万1000件に改定となった。
労働省のアナリストは直近の申請件数について、ハリケーン「グスタフ」と「アイク」に見舞われたテキサスとルイジアナでの著しい増加が背景にあるとコメントした。ただし、州別のデータは一週間遅れになり、このため両州における20日までの週の具体的な件数は不明。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は46万2500だった。前週時点での44万6500件(修正値)を上回り、これで8週連続の40万台。2001年11月以来の高水準と伝わっている。
Posted by 直