2008年10月09日(木)
失業保険申請件数は前週から2万件減少、予想は上回る
[経済指標]
米労働省が発表した4日までの週の失業保険新規申請件数は47万8000件となった。前週から2万件、 4週間ぶりの減少である。それでも、景気後退のサインとみなされる40万を12週間連続して超え、また直近週は予想よりやや高め。なお、前週分は速報段階での49万7000件から49万8000件に改定となった。
労働省のアナリストはハリケーン「グスタフ」と「アイク」による影響がやや後退した説明している。労働省の推定によると、ハリケーンに絡んだルイジアナ州での申請件数は調整まで1万7000件で、前週の4万5000件を下回る。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は48万2500件だった。前週時点での47万4250件(修正値)を上回り、これで10週連続の40万台。2001年10月以来の高水準と伝わっている。
Posted by 直