2008年10月15日(水)
9月小売売上は前月比1.16%減少、予想以上のマイナス
[経済指標]
米商務省によると、9月の小売売上高は前月比1.16%減少した。3ヶ月連続減少し、2005年8月以来の大きな落ち込み。市場が予想していた以上の前月比マイナスでもある。また、8月の減少率は速報段階での 0.27%から0.45%に改定。
9 月はほとんどの項目で前月を下回り、中でも落ち込みがきつかったのが自動車および部品で3.75%だった。自動車関連を除くと0.60%減少にとどまり、 8月の0.91%ダウン(修正値)からペースが鈍った格好になる。自動車に次いで振るわなかったのが家具・家庭用品の2.33%減少。衣料品は2.30% 減った。総合小売店は0.45%のマイナスだが、百貨店に限れば1.49%と大きく落ちている。電気製品、スポーツ用品・趣味・音楽も1%以上のマイナスだ。
前月から増加したのは健康関連で、0.44%増えた。ガソリンスタンドも0.07%のプラスである。ガソリンを除いた小売売上高が全体よりやや大きなマイナスになり、ガソリンと自動車関連を除いて前月を約0.7%下回った。
Posted by 直