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2009年08月18日(火)

7月住宅着工件数は前月から1.02%減少、予想も下回る
  [経済指標]

米商務省によると、7月の新規住宅着工件数は年率換算で前月比1.02%減の58万1000戸だった。3ヶ月ぶりのマイナス転落。市場予想も下回った。なお、6月の着工件数が速報の58万2000戸から58万7000戸に引き上げ。5月分は55万1000戸で従来推定の53万2000戸を上回る水準に改定となった。

市場別では、中西部を除いて軒並み減少した。北東部で16.25%と最もきつい落ち込み。西部の着工件数が1.59%、南部 1.43%それぞれダウン。中西部は12.87%、2ヶ月連続で増えた。この結果、11万4000戸と昨年10月以来の高水準を更新。前年比較だと全体で 37.73%のマイナスとなった。全ての市場で前年を下回り、北東部の58.64%が市場別で最もきつい落ち込みだ。

住宅タイプ別にみると、一戸建てが前月比1.66%増加し、49万戸となった。5ヶ月続けて前月を上回り、昨年10月以来の水準に膨らんだ。一方、5世帯以上の集合住宅は一ヶ月前から16.67%減り、4月の水準に戻った。前年比だと一戸建て22.47%、集合住宅72.13%それぞれ減少した。

先行指標となる建築許可件数は前月比1.75%減となった。住宅着工と同じく建築許可も3ヶ月ぶりに前月からダウンで、市場の予想より少ない。

南部で9.18%減り、北東部では5.17%のマイナスだった。一方、中西部の許可件数が14.13%増え、10万5000戸と昨年10月以来で10万の節目を超えた。西部は6.96%増。こちらは3ヶ月連続プラスとなって、昨年11月以来の高水準を更新。前年比較になると各市場減少し、全体で39.39% 落ちた。

住宅タイプ別の建築許可は、一戸建てが5.77%、4ヶ月連続して増えた。しかし、集合住宅に関すると、5世帯以上が26.32%落ち、2-4世帯も2割強の減少。前年比は、一戸建てと集合住宅いずれもダウンである。

Posted by 直   

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