2009年08月25日(火)
6月ケースシラー住宅価格指数、20都市総合は前月比1.39%上昇
[経済指標]
米調査会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が25日に発表した6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は10都市総合で前月比 1.40%上昇した。20都市総合では1.39%のプラス。いずれも2ヶ月連続アップで、また伸び率は前月の0.47%(修正値)と0.50%(同)それぞれを上回り2005年6月以来の高水準だ。
18都市で前月から価格上昇し、このうち最も高い伸びを記録したのがクリーブランドの4.18%だった。サンフランシスコが3.78%、ミネアポリス3.14%で伸び率上位3位を占めている。下がったのはデトロイト(0.80%)とラスベガス(1.99%)だった。
6 月の指数を前年比較すると、10都市総合が15.13%落ちた。2007年1月から前年割れを続けながらも、1月に過去最大の落ち込みを記録してからペースは着実にスローダウン。6月の下げ幅は昨年2月以来最小である。20都市総合は15.44%低下。やはり2007年1月から続落となりながら、昨年4月以来の小幅マイナスだ。
前年同月比では全ての都市で下がった。もっときつい落ち込みがラスベガスの32.42%。2位のフェニックスは31.63%とこれも3割を超えるマイナス。反面、ダラスが2.22%と最も小幅の値下がりだった。
Posted by 直