2009年08月25日(火)
8月消費者信頼感指数は54.1に上昇、予想上回る
[経済指標]
米有力シンクタンクのカンファレンス・ボードによると、8月の消費者信頼感指数は54.1となった。7月の47.4(修正値)より高く、3ヶ月ぶりに上昇。市場予想も上回った。現状指数は一ヶ月前の23.3(同)から24.9、向こう半年後を占う期待指数が63.4(同)から73.5にそれぞれアップ。期待指数は2007年12月以来の高水準になったという。
カンファレンス・ボードの調査担当者は、現状指数の上昇について、消費者の雇用に関する見方がやや改善したことを反映しているとコメントした。また、景気全般や労働市場の短期見通しも上向いたと判断。ただ、賃金見通しは限定的な改善といい、賃金絡みで消費抑制が続く可能性を示した。
この調査は全米5,000世帯に対する聞き取り調査の形で行われる。本日発表した結果は18日までに集計したデータに基づいたものである。
Posted by 直