2020年11月03日(火)
ラニーニャ現象でオーストラリア小麦収穫や品質に影響懸念
[穀物・大豆]
オーストラリア情報会社オーストラリア・クロップ・フォーキャスターズのマネージャーはS&Pグローバル・プラッツとのインタビューで、ラニーニャ現象によるオーストラリアの2020/21年度小麦収穫や品質への影響に懸念を示した。ラニーニャ現象によって平均以上の降雨予想。同国の気象局は2021年1月までほとんどの地域で降水量が平均を上回るとみている。同氏は特に収穫間近のクイーンズランド州とニューサウスウェールズ州でラニーニャが気がかりであることを指摘。雹の報告が伝わっており、洪水のリスクも高いとした。また、現時点で被害が広がっているわけではないが、でんぷん質やたんぱく質の低下につながるなら、自動的に飼料用小麦に格下げになると述べた。収穫遅延の可能性も示唆した。
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)による2020/21年度の国内小麦生産見通しは2891万トンで、前年から90.6%増加する。3年連続でエルニーニョ現象絡みの乾燥を背景に生産が減少したのからプラス転換となる。
Posted by 直 11/3/20 - 08:24



