2020年11月24日(火)
20/21年世界砂糖生産見通し下方修正、前年からは増加・USDA
[砂糖]
米農務省(USDA)は24日に年2回の世界砂糖需給報告を発表し、2020/21年度生産見通しを1億8186万6000トンと、5月時点での1億8807万7000トンから引き下げた。それでも、前年の1億6549万6000トン(修正値)から9.9%増加し、3年ぶりの高水準になる。最も生産規模の大きいブラジルは3948万トンから4206万トンに上方修正し、前年との比較にして40.6%の増加。2位のインドは前年比16.8%増の3376万トンで、前回報告時の3370万5000トンから修正した。一方、3位の欧州連合(EU)を1768万トンから1605万トン、4位の中国を1070万トンから1050万トンにそれぞれ引き下げた。また、タイの生産を1290万トンから785万トンに下方修正。EUとタイについては、下方修正によってそれぞれ前年から5.6%、5.4%減少の見通しに転じた。
2020/21年度世界消費は1億7376万トンの見通しで、従来の1億7779万5000トンから引き下げた。しかし、前年との比較にすると2.1%、3年ぶりに増加する。最大のインドは5.6%増加して2850万トンになるとの見通しで修正なし。EUは1860万トンから1830万トンにやや引き下げたが、中国は1520万トンから1580万トンに引き上げた。インドネシアも720万トンら776万2000トンに上方修正。
貿易に関すると、輸出が6533万3000トンの見通し、前年から22.6%増加する。5月時点での6522万7000トンから修正となった。ブラジルを2885万トンから3202万トンに引き上げ、インドは100万トン引き上げて600万トンとしたが、タイは1100万トンから730万トンに下方修正。輸入予想は前年を5.5%上回る5450万7000トンで、5480万3000トンから引き下げた。ただ、インドネシアは565万トンとみており、100万トン上方修正。また中国を420万トンから440万トン、EUを210万トンから300万トンに引き上げ、上位3位は上方修正となる。
USDAはこのほか、2020/21年度の期末在庫が4280万7000トンになると見通し、前年比7.4%減少で、4年ぶりの低水準を更新する。また、従来の4355万1000トンから引き下げた。インドの在庫は1741万9000トンから1487万4000トンに下方修正。反面、タイが2890万トンから5334万トンに引き上げとなった。
Posted by 直 11/24/20 - 15:36



