2020年11月30日(月)
20/21年豪州小麦生産見通し上方修正、前年の2倍超える・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとのクロップレポートで、2020/21年度の国内小麦生産見通しを3116万5000トンと、9月時点での2891万トンから引き上げた。前年の1516万5000トンの2倍を超える。面積にして1298万5000ヘクタールの見通しで、前年から27.2%増加。
ABARESは、南半球の春にニューサウスウェールズ州とビクトリア州、サウスオーストラリア州で好天気が作柄に寄与したことを指摘した。重要な生育段階である9月から10月にかけて十分な降雨によって土壌水分が改善したという。反面、ウエスタンオーストラリア州とクイーンズランド州の状態は、冬が終わった時点でほかの州に比べると低調だったとコメント。春先にイールド見通しもややし向いたとの見方を示した。
州別の生産見通しについて、ニューサウスウェールズを1026万トンから1223万6000トンに引き上げた。前年の5.9倍になる。また、ビクトリアを409万6000トンから472万トン、サウスオーストラリアを450万トンから490万トンにそれぞれ上方修正。それぞれ前年との比較にして31.1%、53.1%の増加を見越す。クイーンズランドは前年の2.6倍の110万3000トンで据え置いた。いずれの州も過去5年平均と比べても改善。
一方、ウエスタンオーストラリアの生産は815万トンとみており、前回報告の890万トンから下方修正した。前年に比べると40.5%の増加だが、過去5年平均の832万7000トンを下回る。
Posted by 直 11/30/20 - 09:06



