2021年01月22日(金)
パキスタン小麦生産見通し下方修正、前年比は増加・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、パキスタンの2020/21年度年麦生産見通しは2520万トンと、従来の2570万トンから下方修正となった。同国の公式データに基づいての修正で、収穫時の降雨による影響が背景にある。それでも、前年比にすると3.7%増加。また、2021/22年度の作付は前年から4%増加が見込まれている。
一方、輸入が100万トンから200万トンに引き上げで、前年の20倍になる。新型コロナウイルスや春のサバクトビバッタの大量発生の影響から戦略備蓄の積み増しを進めるために輸入が膨らむとの見方である。期末在庫の見通しは265万1000トンから218万3000トンに下方修正だが、前年との比較で2倍超になる。
Posted by 直 1/22/21 - 09:04