2021年01月22日(金)
株式:ダウ平均とS&P500が下落の一方、ナスダックは小幅続伸
[場況]
ダウ工業平均:30,996.98↓179.03
S&P500:3,841.47↓11.60
NASDAQ:13,543.06↑12.15
NY株式はダウ工業平均とS&P500種が下落する一方、ナスダック総合指数は小幅続伸。COVID-19の感染拡大や景気への影響に対する懸念が改めて材料視される中、週末を前にポジション調整の売りが先行したものの、最後はハイテク銘柄を中心に値を回復した。ダウ平均は寄り付きから大きく売りが先行、早々に200ポイント台後半まで下げ幅を広げる展開となった。中盤以降は売りも一服となり、昼には100ポイントをやや下回るまで下げ幅を縮小したものの、それ以上の動きは見られず。午後には動意も薄くなり、同水準でのもみ合いが続いたが、引け間際にはまとまった売りが出た。
セクター別では、バイオテクノロジーにしっかりと買いが集まったほか、薬品株やコンピューター関連、公益株も堅調に推移。一方で半導体は下落、金融株や金鉱株、保険、エネルギー、素材なども下げが目立った。ダウ銘柄では、ホーム・デポ(HD)が1.77%の上昇となったほか、セールスフォース・ドットコム(CRM)やアップル(AAPL)にもしっかりと買いが集まった。一方IBM(IBM)は9.91%、インテル(INTC)は9.29%それぞれ大きく下落、ユナイテッド・ヘルス(UNH)やトラベラーズ(TRV)も下げが目立った。
Posted by 松 1/22/21 - 16:57