2021年01月28日(木)
インド砂糖生産見通しやや下方修正、前年からは増加・ISMA
[砂糖]
インド製糖所協会(ISMA)は28日、国内の2020/21年度(10-9月)砂糖生産見通しを3020万トンと、10月時点での3100万トンからに引き下げた。10月第2週の衛星画像に基づいて収穫状況を検証し、またエタノール生産への砂糖きび割り当ても考慮した結果という。ただ、下方修正でも、生産は前年から増加。
最も砂糖きびの生産規模が大きいウッタルプラデシュ州の生産を1050万トンとみており、従来の1245万7000トンから引き下げた。前年比にして16.9%減少。砂糖きびのイールド低下に加え、黒砂糖に似たグルやカンサリと呼ばれる分蜜した砂糖の生産の回復、エタノール向けの砂糖きび割り当てが進んでいることを背景に生産が下向くとの見方である。
マハラシュトラの砂糖生産見通しは1148万トンから1054万トンに引き下げた。それでも、前年の616万9000トンからは大幅増加。カルナタカ州の生産も460万4000トンから425万トンに下方修正だが、前年比にすると21.6%の増加になる。いずれの州では、前年と対照的に好天気に恵まれ、砂糖きびの作付が48%ほど増加し、イールドも改善が見込まれ、生産が上向くという。
ISMAは、期初在庫が1070万トンだったことを考え、2600万トンの消費と600万トンの輸出を差し引き、2020/21年度の期末在庫は890万トンに縮小の見通しになるとした。
Posted by 直 1/28/21 - 11:34



