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2023年02月03日(金)

22/23年世界穀物生産推定上方修正、前年比1.7%減少・FAO
  [穀物・大豆]

国連食糧農業機関(FAO)は月次レポートで、2022/23年度世界穀物生産推定を27億6470万トンと、昨年12月時点での27億5640万トン(1月のレポートは休み)から引き上げた。9月から4回連続の下方修正が止まった格好になる。それでも、前年との比較にすると1.7%、4年ぶりの減少である。

穀物上方修正は主にオーストラリアとロシアの小麦引き上げがある。この結果、小麦の生産推定も従来の7億8110万トンから7億9370万トンに上方修正。前年との比較で2.0%増加、過去最高を更新する見方である。コーンなど雑穀を14億6240万トンから14億5940万トンに引き下げた。欧州連合(EU)、米国、ロシアのコーンを引き下げたことを反映し、5回連続下方修正となり、前年から3.3%減少。中国は引き上げたともいう。

2022/23年度の世界消費が27億7910万トンの見通しで、前回報告時の27億7740万トンから引き上げた。前年からは0.7%減少し、20年ぶりのマイナスになる。小麦を7億7747万トンから7億7760万トンに引き上げ、これで6回連続の上方修正、前年との比較で0.6%増加になる。中国やEU,米国の飼料用需要を引き上げた。反面、雑穀は14億8302万トンから14億8190万トンに引き下げ、前年比1.4%の減少。EUやロシア、米国、ベトナムで飼料用コーンが下方修正となり、中国のソルガムも引き下げたとのことである。

穀物の貿易は4億7160万トンの従来予想から、4億7360万トンにやや引き上げた。前年との比較にして1.7%減少、4年ぶりのマイナスになる。小麦を1億9400万トンから1億9730万トンに上方修正し、この結果、前年比0.8%増加と従来の減少予想からシフト。雑穀も2億2246万トンから2億2350万トンに上方修正したが、前年に比べると3.1%の減少になる。穀物の期末在庫は8億4450万トンと、8億3940万トンから引き上げた。前年に比べて1.2%減少見通しになる。

Posted by 直    2/3/23 - 11:40 

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