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2023年02月15日(水)

IEA、世界石油需要見通しを前月から引き上げ
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、2023年の世界石油需要が日量1億190万バレルと、前年から200万バレル増加するとの見通しを示した。前月からは20万バレルの上方修正となる。中国の60万バレルをはじめ、アジア太平洋地域で160万バレル増加、かなりの部分を占める格好となった。入国規制の緩和によって航空需要が増加する中、ジェット燃料は日量720万バレルと110万バレル増加、2019年の水準の9割まで回復する見込みという。

世界石油生産は、1月に日量1億80万バレルと、前月に米国とサウジの減産によって120万バレル減少したのからほぼ横ばいとなった。2023年の通年では非OPECプラスの生産増により、前年比で120万バレル増加するとの見通し。OPECプラスの生産は、制裁によるロシアの生産減などで減少すると予想されている。

製油所稼働は1月に前月から日量73万バレル減少した。米国の稼働は、依然として寒波の影響による落ち込みからの回復途上にある。2月にはメンテナンスが活発になることから、更なる減少が予想されている。精製マージンは米国の供給不安と欧州によるロシアの石油製品に対する制裁開始を睨んで上昇した。

世界の石油在庫は12月に6,980万バレルの大幅取り崩しとなった。前年同期を4,050万バレル上回る水準、2022年3月に直近の最低水準を付けたのからは1億2,600万バレル積み増しが進んでいる。OECDの在庫は27億6,700万バレルと、前月から1,810万バレル減少、過去5年平均を9,570万バレル下回る水準にある。速報データによると、日米欧の在庫は1月に2,800万バレル増加した。米国の原油やガソリン在庫の積み増しが背景にある。

Posted by 松    2/15/23 - 05:47 

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