2023年02月23日(木)
USDAフォーラム: 小麦とコーン作付増加見通し、大豆は横ばい
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は23日の年次アウトルック・フォーラムで、2023/24年度の国内小麦とコーンの作付が前年から増加するとの見通しを発表した。小麦が8.3%増えて4950万エーカー。コーンは9100万エーカー、2.7%の増加予想とした。国際価格の上昇や国内外の供給がタイトなことから、小麦はコーン以上の前年比増加になる見通しとコメント。コーンは、前年に主要生産地で天候要因から作付が遅れたり断念された反動で増加するという。
一方、大豆は前年比横ばいの8750万エーカーを見通す。国内で圧搾需要が消費全体を押し上げるとみられが、南米との輸出競争が厳しくなるとの見方を示した。小麦とコーン、大豆あわせて作付は2億2800万エーカーになり、前年から2.8%増加する。
2023/24年度国内小麦生産が18億8700万ブッシェルと、前年から14.4%増加する見通しを発表した。増反に加え、イールドが前年の46.5ブッシェルから49.2ブッシェルに上昇の見通し。国内消費予想は11億4200万ブッシェルで、前年比1.5%増加になり、飼料用・残余が25.0%増加。反面、食用・種子は0.3%減少を見越す。輸出は6.5%増えて8億2500万ブッシェルの予想。それでも、過去5年平均は依然として下回るという。期末在庫は6億800万ブッシェル、前年から7.0%膨らむ見通しを示した。
2023/24年度のコーン生産は150億8500万ブッシェルの予想とし、前年から9.9%増加する。イールドは前年の173.3ブッシェルから181.5ブッシェルに上昇の見通しとした。国内消費は2.7%増えて122億9000万ブッシェルになると予想。飼料用・残余が6.2%増加。食用・種子・工業用の消費が横ばい予想、このうちエタノールも前年と同水準の見通しとした。輸出は14.3%増加して22億ブッシェルになると見通す。期末在庫を18億8700万ブッシェルとみており、前年から48.9%の増加。
2023/24年度の国内大豆生産は45億1000万ブッシェルの予想で、前年から5.5%増加する。イールドは前年の49.5ブッシェルから52.0ブッシェルに上昇見通し。圧搾需要は3.6%増えて23億1000ブッシェル、3年連続の過去最高となる見通しを示した。国内消費全体で3.6%増加して23億1000万ブッシェル。輸出は20億2500万ブッシェルと前年から1.8%増加を予想する。期末在庫は28.9%膨らんで2億9000万ブッシェルになると見通した。
Posted by 直 2/23/23 - 10:50



