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2023年04月11日(火)

IMF世界経済見通し、2023年成長率を0.1ポイント下方修正
  [金融・経済]

国際通貨基金(IMF)は11日、2023年の世界経済見通しを引き下げたうえ、成長率がさらに小さくなる可能性も示唆した。最新の成長率予想は2.8%で、1月時点での2.9%から0.1ポイント下方修正。2023年初めにあったソフトランディングの可能性はインフレの高止まりと最近の銀行破綻で後退したとコメント。このため、見通しの下方修正につながり、2022年の3.4%から成長ペースが著しくスローダウンする格好になる。IMFはまた、銀行融資がさらに厳しくなるとのシナリオの下では2.5%の伸びにとどまるとの見方を示した。

2023年の先進国GDP伸び率予想を1.3%とした。1月の1.2%からは引き上げたが、2022年の2.7%の半分以下に変わらない。米国を1.4%から1.6%に上方修正。ユーロ圏も0.7%から0.8%に引き上げたが、このうち、ドイツは0.1%のマイナス成長見通しに転じた。フランスは0.7%で据え置き、スペインを1.1%から1.5%イタリアを0.6%から0.7%にそれぞれ上方修正。英国はマイナス成長の予想を維持したが、下げ率を0.6%から0.3%に縮めた。日本は1.8%の従来予想から1.3%に下方修正。エマージング・途上国は0.1ポイント引き下げても3.9%とした。中国が5.2%の見通しで修正なし。反面、インドは0.2ポイント引き下げとなった。ロシアは0.3%から0.7%に引き上げた。

2024年の世界成長率見通しも0.1ポイント引き下げたが、それでも3.0%で、前年から改善の予想となった。先進国は1.4%で据え置き、米国と日本は共に0.1ポイント引き上げた。ユーロ圏は0.2ポイント下方修正。エマージング・途上国は4.2%の見通しで据え置きとした。

Posted by 直    4/11/23 - 11:28 

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