2023年09月11日(月)
23年ウクライナコーン生産見通し、天候に恵まれ上方修正・MARS
[穀物・大豆]
欧州連合(EU)の農業サポート機関MARSは、ウクライナの2023年コーン生産見通しを3278万9000トンと、6月の前回報告で見越していた2911万1000トンから引き上げた。過去5年平均を下回る見方に変わらないが、上方修正に伴いギャップが従来の14%から3%に縮む。夏の間に7月の平均以上の降雨など天候に恵まれたことを指摘。南部中央では8月の降水量が平均を下回ったが、作物へに大きな被害をもたらすには至らなかったともいう。作付は409万9000ヘクタールから405万6000ヘクタールに引き下げたが、イールドを7.10トンから8.08トンに上方修正した。イールドは過去5年平均との比較にして11%上昇予想になり、ほぼすべての地域で平均を10%以上上回る見通しを示した。
小麦生産については、2827万5000トンの見通しで据え置いた。過去5年平均を4%上回る。作付は過去平均比8%減少だが、小麦のイールド予想は過去平均と比べて12%上昇。春の好天気を背景に生産見通しを維持したという。
なお、ロシアとの戦闘の影響で生産などの前年比はなく、2021年との比較にして小麦の生産は12%減少する。作付も13%ダウンだが、イールドは1%上昇になる。コーンの生産は2021年と比べて22%減少し、作付が28%の減少、イールドは5%上昇。ひまわりと大豆、菜種の生産は2021年比増加の見通しである。
Posted by 直 9/11/23 - 11:03



