2023年09月12日(火)
正のインド洋ダイポールモード現象で豪州春の降雨減少の可能性
[天候]
オーストラリア気象局は月2回のレポートで、南半球の冬の終わりから春までにインド洋赤道域の西部と東部の海面水温差の影響で起きるインド洋ダイポールモード現象(IOD)が正の状態になり、オーストラリア春の降雨が減少する可能性を示した。IOCは4週連続で正の基準になる0.40℃を超え、最大で1.0℃以上になったことを指摘。すべての気象モデルは少なくとも南半球の春の終わりまで正の状態にとどまる見通しで、オーストラリア中部や南東部を中心に少雨になるという。エルニーニョ現象も続いており、乾燥がよりひどくなり得るという。
熱帯太平洋の海面水温は少なくとも2024年初めまでエルニーニョ現象の基準を上回る可能性が強いとの見方を維持した。水温はこの2週間上昇を続け、気象モデルは太平洋中部から東部にかけてさらなる上昇の見通しになっていることを指摘。また、貿易風の強さを示す南方振動指数(SOI)はエルニーニョ基準を超えたという。ほかの大気の指標もエルニーニョ時のパターンを見せ始めており、水温の推移とあわせてエルニーニョの勢力が増し、期間も長くなり得るとの見方を示した。
Posted by 直 9/12/23 - 08:42



