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2023年09月13日(水)

世界石油市場は10-12月期に大幅な供給不足に陥る、IEA月報
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2023年の世界石油需要が日量1億180万バレルと、前年から220万バレル増加するとの見通しを示した。中国の需要回復や航空燃料、石油化学製品の需要増が全体を主導するという。2024年は日量1億280万バレルと、前年から99万バレルにまで需要の伸びが鈍化する見通し。中国を中心に、ナフサや液化石油ガスの需要はしっかりと増加するという。

サウジとロシアが年末まで減産体制を維持する意向を示したことを受け、世界市場は10-12月期に大幅な供給不足に陥ると予想される。OPECプラスの生産量は、イランの生産が急増する中でも日量200万バレルは生産が減少している。一方非OPECプラス産油国の生産量は8月までに日量5,050万バレルと、前年から190万バレル増加すると見られている。2023年の世界石油生産は前年から150万バレルの増加、米国やイラン、ブラジルの増加が全体を主導する。ロシアの石油輸出は8月に日量720万バレルと15万バレル減少、前年比では57万バレルの減少となっている。

製油所稼働は8月に中間留分を中心とした需要の増加に対応すべく、ここ8ヶ月間で最高を更新した。予定外のメンテナンスの影響や処理前の原油の品質やボトルネックの問題もあり、石油製品のクラックスプレッドは過去最高水準近くでの推移が続いている。2023年の稼働は日量8,240万バレルと前年から170万バレル増加、2024年には8,360万バレルと、更に120万バレル増加すると予想されている。

世界の石油在庫は、8月に前月から日量7,630万バレル減少、13ヶ月ぶりの低水準に落ち込んだ。洋上在庫が大幅な取り崩しとなったのが背景にある。非OECD諸国の在庫は中国を中心に2,080万バレル減少、OECD諸国の在庫は320万バレル減少した。7月末時点でのOECDの在庫は28億1,400万バレルと前月から2,670万バレル増加、過去5年平均を1億260万バレル下回る水準にある。

Posted by 松    9/13/23 - 07:27 

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