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2023年12月14日(木)

IEA、世界石油需要を前月から小幅引き下げ
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は14日に発表した月報で、2023年の世界石油需要が日量1億170万バレルと、前年から230万バレル増加するとの見通しを示した。前月からは30万バレルの引き下げとなる。10-12月期の需要は40万バレルの引き下げ、このうち半分以上は欧州の修正によるものとなっている。2024年の需要の伸びは日量110万バレルと、前年の半分にまで鈍ってくると予想されている。主要国のGDPの伸びが引き続きこれまでのトレンドを下回るほか、電気自動車の普及拡大など、エネルギー効率の上昇も需要の伸びを抑えているという。

2023年の世界石油生産は日量1億190万バレルと前年比で180万バレル増加、過去最高を更新するとの見通しになっている。前月からも10万バレルの上方修正となった。米国の生産は予想を上回るペースで伸びているほか、ブラジルやギアナ、イランの生産も増加すると見られている。2024年の生産は前年から120万バレルぞうかするとの見通し、OPECプラスは減産幅を拡大するが、非OPECプラスの生産増がそれを上回るという。

製油所稼働は、11月に欧州とシンガポールで回復した一方、米メキシコ湾岸では低迷した。ディーゼル燃料やガソリン需要の落ち込みが、稼働の低下の背景にあるという。定期点検が長引いた影響もあり、10-12月期の稼働はこれまでの予想よりも低くなる可能性が高く、12月には小幅回復、日量8,420万バレルと季節的なピークをつけると見られている。

世界の石油在庫は、10月に前月から日量1,960万バレル減少した。原油がほぼ横ばいだった一方、石油製品の在庫は4ヶ月ぶりの取り崩しとなった。OECD諸国の在庫は1,890万バレル、非OECD諸国は2,420万バレル減少、一方で洋上在庫は2,350万バレル増加した。

Posted by 松    12/14/23 - 06:25 

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