2023年12月18日(月)
欧州一部の冬作物降霜リスクが引き続き懸念・MARS
[穀物・大豆]
欧州連合(EU)の農業サポート機関MARSは月次レポートで、欧州一部の冬作物の霜害リスクが引き続き懸念されることを示した。欧州のほとんどの地域では11月終わりから12月初めにかけて気温が急速に下がり、通常以上の降雨も続いているとコメント。中部や北部で気温がマイナスになったことも指摘し、それまで温暖だったことや遅い段階で作付された作物への影響の可能性を示唆した。
ドイツ北部やデンマーク、スウェーデン南部、ポーランド北部で、気温の急低下と土壌水分が過剰、また積雪も不十分でダメージが作物に出ていると報告した。しかし、ドイツ南東部、オーストラリア、チェコ、ポーランド南部とスロバキアでは降雪によって被害を回避できたとコメント。フランス北部とベネルクス、ドイツ西部では、すでに水分が過剰なところへ降雪もあって、軟質小麦などの作付停滞につながったという。中南部から東部にかけて多雨の影響はなく、むしろルーマニアとブルガリアで干ばつ状態が和らぐことになり、気温上昇も手伝って冬作物の生育に寄与するとの見方を示した。
Posted by 直 12/18/23 - 12:00



