2023年12月21日(木)
7-9月期GDP確定値は前期比4.86%の増加、改定値から下方修正
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)確定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 23年3Q | 改定値 | 速報値 | 23年2Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑4.86% | ↑5.15% | ↑4.88% | ↑2.06% | ↑5.2% | |
| 個人消費 | ↑3.11% | ↑3.59% | ↑3.98% | ↑0.80% | ||
| 国内投資 | ↑10.02% | ↑10.49% | ↑8.43% | ↑5.18% | ||
| 物価指標 | ||||||
| >GDPデフレーター | ↑3.34% | ↑3.55% | ↑3.52% | ↑1.74% | ↑3.6% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑2.59% | ↑2.81% | ↑2.92% | ↑2.49% | NA | |
| >>コア | ↑2.04% | ↑2.31% | ↑2.43% | ↑3.66% |
米商務省によると、7-9月期実質国内総生産(GDP)確定値は前期から年率で4.86%増加した。伸び率は改定値の5.15%から下方修正で、速報段階の4.88%と比べてもわずかに引き下げとなった。市場予想も下回った。それでもGDPは5-四半期連続の増加、2021年10-12月期以来の大幅プラスとなった。
経済の3分の2を占める個人消費支出は、改定値の3.59%増加から3.11%増加に引き下げられた。速報の3.98%増加から、2回連続の下方修正となる。耐久財は6.82%増加から6.69%増加、サービスは3.05%増加から2.24%増加にそれぞれ引き下げられたが、非耐久財は3.88%の増加と、改定値の3.54%増から引き上げられた。
設備投資は改定値で1.28%の増加だったのから、1.45%増加にやや上方修正となった。建造物が11.16%の増加、前期より小幅増にとどまったものの、伸び率は改定値の6.89%から大きく引き上げられた。機器は3.54%減少から4.40%減少に修正、速報の3.82%以上のマイナス幅となった。知的財産権は、2.81%増から1.85%増加に引き下げとなった。住宅投資は6.65%の増加と、2021年1‐3月期以来の前期比プラス、伸び率は速報の3.85%から改定値で6.19%に引き上げられ、今回一段の上方修正となった。在庫投資は、839億ドルの増加から778億ドルの増加に下方修正された。
貿易収支は、9307億ドルの赤字と、改定値の9354億ドルから下方修正された。輸出が5.40%、輸入が4.20%それぞれ増加、いずれも伸び率は改定値の5.97%と5.20%からは引き下げとなった。政府支出は、5.50%増加から5.78%増加に上方修正。連邦政府が6.96%増から7.11%増に上方修正、地方政府の伸び率も4.64%から4.98%に引き上げとなった。
個人消費支出物価指数(PCE)は、前期から2.59%上昇した。前期より若干高い伸びだが、改定値の2.81%からは引き下げとなった。エネルギーと食品を除いたコア指数も2.31%上昇から2.04%上昇に下方修正。前年比にすると、PCEは3.34%の上昇、コアは3.83%の上昇で、いずれも速報値から2回連続の下方修正となった。
Posted by 松 12/21/23 - 08:43



