2024年05月03日(金)
23/24年世界穀物生産推定、7回連続上方修正・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は月次レポートで、2023/24年度世界穀物生産推定を28億4610万トンと、4月の前回報告時の28億4110万トンから引き上げた。これで7回連続の上方修正。前年比にして1.2%増加、2年ぶりに過去最高を更新する。主にコメの上方修正が全体押し上げたが、コーンや小麦なども小幅ながら引き上げになったと指摘。コーンを含めて雑穀を15億2690万トンから15億2840万トンに上方修正し、前年との比較で3.3%増加する。小麦は7億8840万トンとみており、これも従来の7億8780万トンから僅かに上方修正。ただ、前年は2.2%下回り、5年ぶりの減少の見方に変わらない。
2023/24年度の世界消費は28億2940万トンの予想で、28億2770万トンから引き上げた。前年比1.4%増加。雑穀を15億860万トンから15億1040万トンに上方修正。カナダや米国の飼料用コーンの上方修正が背景にあるという。前年に比べると1.6%増加。一方、小麦消費はブラジルと米国の飼料用需要下方修正を反映して7億9540万トンから7億9410万トンに引き下げとなった。それでも、前年比は1.9%の増加で、中国、欧州連合の飼料用が大きくの伸びるとの見方を示した。
穀物貿易は4億8680万トンと見通し、従来の4億8490万トンから上方修正、前年との比較で1.6%増加する。雑穀を2億3490万トンから2億3570万トンに引き上げた。前年比は4.9%、3年ぶりの増加見通し。小麦は1億9870万トンから1億9990万トンの予想に上方修正、前年比にすると0.8%減少する。穀物の期末在庫は8億9420万トンから8億8960万トンに引き下げ、前年に比べると2.1%の増加。
Posted by 直 5/3/24 - 10:29



