2024年05月15日(水)
IEA、世界石油需要を前月から14万バレル下方修正
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、2024年の世界石油需要が前年比で日量110万バレル増加するとの見通しを示した。前月からは14万バレルの下方修正、欧州の見通し引き下げが大きく、1-3月期は前年比でマイナスになるとした。2025年度の需要は前年比で120万バレルの増加、前月からは据え置きとなった。
2024年の世界生産は日量1億270万バレルと前年比で58万バレル増加、過去最高を更新する。非OPEC+産油国の生産が140万バレル増加する一方、OPEC+の生産は自主的な追加減産が継続されることを前提に、84万バレルの減少となる見通しとなっている。2025年は前年比で180万バレルの増加、このうち非OPEC+の生産は140万バレル増加するという。4月の世界石油生産は1億200万バレルと、20万バレル減少した。
製油所稼働は、4月にほとんどの地域で需要の伸び悩みを背景に減少した。1-3月期の稼働は前年比で僅かに増加、4-6月期は50万バレルの増加にとどまるという。2024年後半の稼働は、前年比で180万バレルの増加になると見られている。
世界の石油在庫は、3月に前月から日量3,460万バレル増加した。洋上在庫がコロナのパンデミック以降最高を記録した一方、陸上の在庫は510万バレル減少、2016年以降の最低を記録した。OECD諸国の在庫は880万バレル減少し、過去20年で最低を記録、非OECD諸国の在庫は昨年11月以来で増加に転じた。速報データによると、4月の在庫は前月から増加したという。
Posted by 松 5/15/24 - 06:38



