2024年05月23日(木)
2024/25世界穀物生産見通し、再び1000万トン下方修正・IGC
[穀物・大豆]
国際穀物理事会(IGC)は5月の世界穀物需給報告で、世界の2024/25年度穀物生産見通しを23億1200万トンと、前月時点での23億2200万トンから引き下げた。3月に23億3200万トンの初回予想を発表してから、これで2回連続1000万トンの下方修正を行った格好になる。一段の引き下げの背景にあるのはアルゼンチンやサハラ砂漠以南アフリカ諸国のコーン、ロシアとウクライナ、米国の小麦の下方修正。それでも、前年比にすると0.7%増加、過去最高を記録するとの見方である。小麦を7億9800万トンから7億9500万トンに引き下げ、前年との比較で0.6%増加。コーンは12億2200万トンとみており、4000万トン下方修正し、この結果前年を0.4%下回る見通しにシフトした。
2024/25年度穀物消費が23億2000万トンになるとの見通しで、前月時点での23億2100万トンから引き下げた。初回予想の23億3200万トンから2回連続の下方修正。前年比は0.4%増加になる。小麦を8億300万トンから8億100万トンに引き下げ、前年から0.6%の減少。コーンは12億2300万トンから12億2500万トンに引き上げた。前年を0.5%上回る。
2024/25年度穀物貿易は4億1600万トンとみており、200万トン引き下げた。前年比4.4%、2年連続減少になる。小麦を1億9700万トンから1億9600万トンに引き下げ、コーンは1億7700万トンから1億7500万トンに下方修正。それぞれ4.9%と5.9%の減少。期末在庫見通しに関すると、小麦を2億5900万トンから2億6000万トンに引き上げ、前年比にして2.6%減少の予想。コーンは2億8100万トンで、1000万トン引き下げ、従来の前年比増加予想から1.8%減少の見通しに転じた。穀物全体の在庫は5億9200万トンから5億8000万トンに下方修正、前年から1.4%減少見通しとなった。
Posted by 直 5/23/24 - 10:41



