2025年01月15日(水)
2024年10-12月期の世界石油需要は1年ぶりの強い伸び、IEA
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、2024年10-12月期の世界石油需要が前年比で150万バレルと前月から26万バレルの上方修正、2023年10-12月期以来の強い伸びとなったことを明らかにした。燃料価格が低下したことに加え、北半球で厳しい寒さが続いたことが背景にあるという。2024年通年での需要の伸びは日量94万バレル、2025年は景気見通しの改善によって105万バレルに引き上げられた。
世界石油生産は12月に日量1億350万バレルと、前月から2万バレル増加した。前年比では39万バレルの増加となる。OPECプラスの生産がアフリカ諸国を中心に増加、非OPECプラスの産油国の季節的な生産減少分を上回った。2025年の生産見通しは日量1億470万バレルと前年比で180万バレル増加、2024年は66万バレルの増加、となった。このうち非OPECプラスの生産は2024年度と2025年度共に前年比で日量150万バレル増加するとの見通しがしめされている。
製油所稼働は12月に日量8,430万バレルと前月から120万バレル増加、過去5年で最高を記録した。前年比では93万バレルの増加となる。一連の季節的な定期点検が終了したことや、精製マージンの改善が背景にあり、米国や中東、アフリカなどが伸びを主導したという。2024年通年では前年比で51万バレルの増加、2025年には66万バレルに伸びが拡大するという。
世界の石油在庫は、11月に76億5,500万バレルと、前月から1,220万バレル増加した。原油在庫が陸上、洋上共に積み増しとなった一方、石油製品の在庫は取り崩しが進んだ。OECD諸国の在庫は27億4,920万バレルと前月から2,010万バレルの取り崩し、2022年8月以来の低水準となった。過去5年平均を1億1,830万バレル下回る水準にある。速報データによると、12月は石油製品を中心に積み増しが進んだと見られている。
Posted by 松 1/15/25 - 04:58



