2009年02月03日(火)
米住宅市場見通し、景気とともに不透明・全米不動産協会
[金融・経済]
全米不動産協会(NAR)は3日に発表した月次住宅市場報告で、市場見通しは景気とともに不透明との見解を示した。協会チーフエコノミストは、オバマ政権や議会が景気対策に努めていることを認識しながらも、てこ入れで住宅に重点が置かれないと価格下落が引き続き景気全体の足かせになるのを懸念するという。
同氏は販売見通しを下方修正した。まず中古物件について、2009年を522万4000戸から511万6000戸、 2010年を558万2000戸から544万戸に引き下げた。新築も2009年に33万6000戸と前月報告での36万7000戸より少ない規模を見通す。2010年の販売見通しは52万4000戸から48万6000戸に改定。なお、2008年の販売推定については中古を490万戸から491万2000戸、新築を47万7000戸から48万2000戸にそれぞれ引き上げた。
着工件数については、2008年推定を前月時点の90万4000戸で据え置いた。しかし、2009年見通しを5万2000戸削減して59万4000戸に修正。2010年には大幅改善の見方を維持するものの、やはり94万8000戸から81万8000戸に引き下げた。
NAR の価格見通しは、中古市場で2008年推定の19万8600ドルから2009年には19万2800ドルに下落を見越す。これは前月報告での見通し19万8100ドルより低い。反面、2010年分は20万7700ドルから20万1700ドルに引き上げた。
新築価格の見通しは、2009年分を22万6700ドル、2010年分を23万7500ドルとしている。前月報告での23万1700ドル、24万4300ドルからいずれも下方修正である。2008年推定は23万600ドル。
Posted by 直 2/3/09 - 10:57



