2009年02月06日(金)
債券:景気対策とそれに伴う国債増発のシナリオで売り広がる
[場況]
10年債利回り:2.99↓0.08
債券は反落。予想以上に弱い1月の雇用統計を背景に市場では景気対策法案の早期成立とそれに伴う国債増発のシナリオが浮上し、市場心理に重くのしかかった。雇用統計では、失業率が1992年以来の高水準。また非農業部門雇用数は1974年までさかのぼる大幅減となり、2008年の雇用も当初の推定以上に落ち込んでいたことが明らかになった。ただ、明らかに情勢悪化の進行を示すデータは上院での法案審議を注目させ、売りの展開に至った。
特に、長期債は来週の入札もあって余計に売り圧力が強い。早朝には落ち着いた相場展開も、雇用統計の発表に続いて弱含み。株式相場の上昇も響き、そのまま日中も軟調に推移。長期金利の指標10年債利回りは一時、3%に上昇し、最後まで大台に乗せるにはならなかったものの、昨年11月下旬以来の高水準を更新して引けた。2年債がやはり昨年11月下旬以降初めて1%にアップ。ただ、前日比が長期金利に比べて小幅上昇であり、利回り曲線のスティープニングが進んだ。
Posted by 直 2/6/09 - 17:58



