2011年02月25日(金)
2011年米コーン作付、生産増加見通し
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は25日の年次フォーラムで、2011年のコーン作付が前年比4.3%増の9200万エーカーになるとの見通しを示した。需要増加と価格上昇を理由にしている。イールドは前年の152.8ブッシェルを上回る161.7ブッシェルの見通し。160ブッシェルを超えるのは史上3回目という。生産は前年より10.3%多い137億3000万ブッシェルと予想。前年に天候要因で不作だったのからイールドともに改善の見方となった。
消費では、エタノール向けが50億ブッシェルになると見通す。前年から5000万ブッシェル増加の見方で、1990年台終わり以来最も小幅プラスという。ガソリン消費が緩やかにも回復し、10%のエタノールを混合したガソリン消費が制限されるとの分析である。また、環境保護局(EPA)がエタノールの混合比率の15%に引き上げを認可したが、目先は小幅のインパクトにとどまるとの見通しだ。
飼料向けでもコーン消費は前年より5000万ブッシェル減ルとみている。ただ、2009年はまだ上回る51億5000万ブッシェルだ。コスト高で豚肉や鶏肉産業の拡大限定を見越す。食用と種子、工業用あわせて消費見通しは前年の63億5000万ブッシェルから64億1000万ブッシェルに増加とした。エタノールの伸びが背景にあり、それでも甘味料やデンプン生産での消費も上向いたという。
コーン輸出は2.6%増の20億ブッシェルと見通した。期末在庫が一年前の6億7500万ブッシェルから膨らみ8億6500万ブッシェルになると予想。それでも記録的な低水準という。
Posted by 直 2/25/11 - 11:46



