2011年04月20日(水)
IGC、2011/12年度世界小麦見通し100万トン引き下げ
[穀物・大豆]
国際穀物理事会(IGC)は世界穀物需給の月次報告で、2011/12年度の世界小麦生産見通しを100万トン引き下げた。最新予測は6億7200万トンである。2010/11年度の生産推定は逆に100万トン引き上げたが、それでも6億5000万トン。この結果、2011/121年度には前年比3.4%増加の見方になる。下方修正の理由は一部の生育環境。米国の冬小麦、またカナダ、中国で乾燥に見舞われた。一方、米国とカナダ、ロシアの春小麦の作付は土壌水分が高すぎで影響が出たとしている。
2011/12年度の消費予測も6億7200万トンとした。これは従来に比べてやや高めの見方。据え置きとなった2010/112年度の6億6200万トンから1.5%増加をみている。
2011/12年度の小麦貿易見通しを1億2600万トンと示した。北アフリカ、近東アジアの製粉用輸入拡大、飼料用でも価格面で需要が上向くという。前年度の1億2200万トンから増加を見込む。期末在庫見通しは2010/11年度を100万トン引き上げて1億8500万トン、2011/12年度は前年比横ばいとした。
IGCは、2011/12年度の世界コーン生産を前月時点で見越していた8億4100万トンから8億4700万トンに改定した。前年比4.7%増で、過去最高を更新する見通し。価格上昇が寄与して3%の作付増加を見込んでいるという。2010/11年度の推定は100万トン引き上げて8億900万トンとした。
2011/12年度の世界コーン消費は前年比1.3%増の8億5400万トンと見通した。貿易は2010/11年度推定を9400万トンから9600万トンに引き上げ。しかし、2011/12年度に9400万トンに減少とみている。2011/12年度期末在庫の予測は1億1100万トン。2010/11年度分は100万トン引き上げて1億1900万トンとした。
Posted by 直 4/20/11 - 12:58



