2011年05月12日(木)
4月生産者物価指数は前月比0.79%上昇、予想上回る伸び
[経済指標]
生産者物価指数(PPI)
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982年=100
| 前月比 | 11年4月 | 11年3月 | 市場予想 | |
| 生産者物価指数(PPI) | ↑0.79% | ↑0.69% | ↑0.5% | |
| コア(エネルギ・食品除く) | ↑0.28% | ↑0.28% | ↑0.2% |
米労働省が発表した4月の生産者物価指数(PPI)は前月比0.79%上昇した。10ヶ月連続アップ。前月以上の伸びで、市場予想も上回った、一方、変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は6ヶ月連続で上がり、上昇率は0.28%と前月と同水準。予想よりやや高い。
エネルギーが2.49%、昨年7月から連続の上昇となった。ただし、4月は今年に入って最も低い伸びである。ガソリンが7ヶ月連続アップとなるも、前月以下の3.58%の上昇だ。一方、暖房油は3.94%上がり、一ヶ月前より高い伸び。天然ガスは住居用、工業用ともにプラス転換だ。
食品は0.31%上昇した。3月に昨年8月以来のマイナス転落から戻った格好になる。卵が前月から5割り以上アップ。麺類、牛肉、魚貝類が高く、また菓子類や焙煎済みコーヒーの値上がりも進んだ。また、乳製品、加工済みの野菜・果物も前月から上昇。しかし、野菜自体は2ヶ月連続で2割超の下落となった。
コア部分では、資本財が0.25%上昇し、5ヶ月連続でアップである。中でも工業用機械、民間航空機の値上がりが目立った。エネルギー関連以外の消費財ではタイヤの値上がりが大きく、しかし、家庭用電子機器、園芸用品、宝飾品の下落が大幅。乗用車は0.54%上昇し、3ヶ月ぶりの低い伸び。婦人・女児服が一段高となりながら、紳士・男児服が下落に転じた。靴は逆にプラス転換。
中間財が1.27%、コアは1.05%それぞれ上昇した。原材料は全体で4.03%、コアが2.64%それぞれ前月比プラス。
PPI の前年比伸び率は6.63%で、2008年9月以降最も大きなプラス幅になる。コアで2.14%上昇。こちらは2009年8月以降最も高い伸びを更新した。
Posted by 松 5/12/11 - 08:43



